憧れの名曲と共にデビュー20周年を迎えた丘みどり
5月5日(月)にBS日テレで放送される『歌謡プレミアム』に、丘みどりがゲストとして登場します。22周年を迎え、名曲のカバーを通して自身の思いを語る丘の姿に多くのファンが注目しています。今回は、彼女が歌う山口百恵の「秋桜」や松坂慶子の「愛の水中花」、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」など、心に響く名曲たちについてお伝えします。
デビュー20周年への感慨
彼女はデビュー20周年を迎え、「20年も歌っていたんだなっていう驚きと、長かったような短かったような不思議な感覚があります」と語ります。その中で、忙しさを感じつつも、娘と同じ時間に寝るように心掛けているといいます。丘は、健康管理にも余念がなく、年上の先輩たちから教えられた喉ケアアイテムを常に携帯しています。このプロ意識が、彼女の歌声のクオリティを支えているのでしょう。
初の座長公演に挑戦
今年3月には、大阪の新歌舞伎座で座長公演に挑むなど、その活動の幅を広げています。「座長って大変そう」と感じながらも、楽しい時間を過ごしたという丘。口の悪い関西弁のかぐや姫を演じる中で、お芝居の魅力に触れた様子が伺えます。「初めて観る方はずいぶん口が悪いと思われたみたいで、二部のコンサートではそれを否定していました」と笑顔で話す彼女の姿が印象的です。
「歌いながら演じる三か条」
丘は「歌いながら演じる三か条」を挙げ、自身の歌に対する探求心とこだわりを強調します。最初のポイントは「景色が見えるように作りあげる」、次に「原曲を何度も聴き込む」といった、深い理解を得るためのプロセスに触れました。これらの努力が、彼女の表現力を高め、観客に感動を与える要因となっているのでしょう。
母への思い
彼女が歌手を目指したのは、母親の影響が大きいとのこと。母が反対されて夢を諦めた話を聞いていた彼女は、母の分まで夢を叶えたいという強い思いがありました。実際に母が亡くなった後も、「紅白に出る歌手になる」という約束を胸に、歌手としての道を歩み続ける決意を固めていました。「母は天国からずっと応援してくれているという気持ちを感じます」と語る丘の姿は、まさに母との絆を感じさせるものです。
特別な楽曲たち
出演する『歌謡プレミアム』では、丘が以前から愛している楽曲の数々を披露します。特に母が憧れていた山口百恵の「秋桜」を歌う際には、深い思いを込めて熱唱する姿が見られるでしょう。また、丘自身のデビュー20周年を祝う曲「夜香蘭(ひやしんす)」も含まれており、彼女の成長と葛藤が感じられる特別な放送となります。
終わりに
今回の『歌謡プレミアム』は、丘みどりの歌声に合わせて心温まるひとときを提供してくれるでしょう。彼女の想いを感じながら、名曲たちに浸る素晴らしい時間を一緒に過ごしましょう。