大河ドラマ『べらぼう』サウンドトラックVol.2がついにリリース！

NHK大河ドラマ『べらぼう』サウンドトラックVol.2の発売決定

2025年1月に放送が始まるNHKの大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のオリジナル・サウンドトラックVol.2が、6月25日に待望のリリースを迎えることが決定しました。このアルバムには、全20曲が収められており、特に注目されるのは箏奏者LEOをフィーチャーした「べらぼう紀行Ⅱ」です。

作曲家ジョン・グラム

音楽を手がけるのは、アメリカ・バージニア州出身の作曲家ジョン・グラムです。彼は以前、大河ドラマ『麒麟が来る』においても音楽を担当した実力派。グラムは自らの作曲スタイルについて「すべての物語が渦を巻くように共鳴し合うことを意識して作曲しています」とライナーノーツで語っています。この言葉からも、彼の音楽がドラマの重層的な物語構造や主人公・蔦屋重三郎の波乱に満ちた人生に深く寄り添っていることが伝わります。

収録曲の魅力

収録されるトラックは、ドラマの緊迫感や感情を見事に表現しています。「揺るがぬ意志」「命取り」などのタイトルからも、その世界観が感じ取れます。そして、アルバムの最後を飾る「べらぼう紀行Ⅱ」は、箏の美しいメロディが印象的で、LEOの独自のアプローチが響く一曲となっています。LEOは、若干9歳から箏を始め、数々の受賞歴を誇る実力派の箏奏者です。彼の演奏は、伝統的な和楽器に新たな息吹を吹き込むもので、今までの箏の印象を覆す斬新さがあります。

LEOのプロフィール

LEOは、これまでに多くの著名な演奏家やオーケストラと共演しており、「情熱大陸」や「題名のない音楽会」などのメディアにも出演。特に、彼がブルーノート東京で開催したライブは大きな反響を呼びました。異例の出演を果たしたSUMMER SONICでも、その才能を存分に発揮しています。2024年にはウィーンとスロヴァキアでも演奏を行い、好評を得ている彼の活躍は目覚ましいものです。