ヤギグループがインドに新拠点を設立!成長著しい市場での展望
株式会社ヤギが、インドのニューデリー近郊に位置するグルガオンに新たな法人を設立したことを発表しました。この新拠点は、ヤギグループのグローバル展開をさらに強化するための重要な一歩となります。
インド拠点設立の経緯
当社は「Heritage to the future」という中期経営計画を掲げており、その一環としてグローバル戦略への注力を強めています。特にインド市場は成長著しいため、新たな拠点を設立することが決定されました。これにより、ヤギグループ全体でのグローバル販売の強化が期待されています。
これまで、ヤギはインドの現地企業との長年の信頼関係をもとに、原料調達の基盤を築いてきました。糸や生地、製品までをカバーする生産背景が整っているため、今後はこの新拠点を活かし、インドで開発した商品を日本、ヨーロッパ、アメリカ、ASEAN地域へと展開していく計画です。
拠点設立の具体的な計画
新法人「YAGI INTERNATIONAL INDIA PRIVATE LIMITED」は、2025年3月26日に設立され、所在地はグルガオンのDLF Cybercityとなっています。代表取締役社長には卜部司氏が就任し、彼のリーダーシップのもと、インドでの販売拠点としての役割を果たしていくことが期待されています。
このオフィスは、インド国内マーケットへの販売網を強化する役割も担う予定です。これにより、現地での顧客ニーズに応じた製品の開発や提供が可能になり、企業の成長をさらに加速させるでしょう。
ヤギグループのさらなる展望
中期経営計画の中で、ヤギグループは「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つの基本戦略に基づいて持続的な成長をかりに実現することを目指しています。特にグローバル戦略は今後の成長のカギとなる分野であり、各国との連携を深めつつ、製品ラインナップを拡大していく方針です。
世界各地での活動を通じて、ヤギグループは製品の多様性を持たせると同時に、地域ごとの文化やニーズを反映した商品を提供し続けることを強調しています。新たに設立されたインド拠点は、その一環として欠かせない役割を果たすことになるでしょう。
これからのヤギグループの動向に、ますます目が離せません。インドでの活動を通じて、どのようにグローバルな影響力を広げていくのか、期待が高まります。