味の素、医療施設向けASP事業をスタート！リタベルが新たな支援サービスに進化

新たな支援の形：味の素のリタベル

味の素株式会社が、医療施設と企業向けに新たなASP（Application Service Provider）事業を開始しました。この取り組みは、栄養指導や食事相談をサポートするために再設計されたサイト「ReTabell（リタベル）」を中心に展開されています。リタベルは、第一三共株式会社との協力により、AI搭載の献立支援から一歩進化し、医療現場のニーズに特化したサービスへと生まれ変わりました。

摂食の悩みを抱える数百万人へ

日本国内では、口腔環境の変化や化学療法、手術、妊娠、高齢化などにより、数百万人が摂食に関する悩みを抱えているとされています。このような背景から、味の素はリタベルの立ち上げを決定しました。医療従事者と連携し、リアルな現場の声を反映させることにより、より効果的なサポートを目指しています。実際、訪問や学会を通じて得られたフィードバックから、リタベルの機能や使い勝手が向上しました。

便利なコンテンツと法人プラン

リタベルのコンテンツは、導入された医療施設や企業のウェブサイトやアプリから簡単にアクセスでき、さらに無料で利用可能です。また、法人プランを導入することにより、特に以下の3つのメリットが得られます：

1. 自施設のWebサイトから使える - 手軽にアクセスできる機能。
2. NFCカードオプション - タッチで簡単にアクセスできる。
3. PR効果を得られる - リタベル公式サイトへの掲載によるブランドの認知度向上。

これらのメリットは、利用者にとってだけでなく、法人にとっても大きな価値を提供します。

今後の取り組みと展望

味の素は、この新しいASP事業を、リタベルのサポートを通じて医療施設や医療従事者への普及を進める第一歩と位置づけています。今後も、リタベルの社会的・経済的価値を両社で広めていくために努めていくことでしょう。健康寿命の延伸を目指す味の素グループは、「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という理念のもと、新たな製品やサービスの開発を続けています。