高齢母たちの乙女ゴコロを応援するFUKUFUKU-YAの挑戦

私たちFUKUFUKU-YAは、80代から90代の女性に特化したファッションブランドです。私たちの目指すところは、高齢母たちが本当の自分を表現できる服作りです。他の誰でもない、彼女たち自身が幸せでいられるようなスタイルを提案します。

乙女ゴコロを大切に

年齢を重ねるにつれて、生活の中での「おしゃれ」に対する意識が薄れてしまうことがあるかもしれません。しかし、FUKUFUKU-YAは違います。「乙女ゴコロ」はいつまでも心の中に息づいているもの。一見すると地味に見える高齢の方々も、内心ではピンクの服や華やかな花柄を楽しみたいと願っていることに気づきました。

ある88歳の母は、私が届けた服を着ずにハサミで切り、そっと捨ててしまうという出来事がありました。この行動の裏には、私を傷つけたくないという母の優しい気持ちが影響していました。彼女は本当は心の中で「もっと可愛い服が着たい」と思っているのに、その言葉を口に出せないのです。この現実を知り、私たちは高齢母たちが抱える「おしゃれのジレンマ」に目を向ける必要があると強く感じました。

年齢を重ねてもおしゃれを楽しむ気持ち

高齢になると「年だからおしゃれは無理」と思われがちですが、実際には年齢と共に内面の乙女心は満ちていきます。例えば、身に付ける服に対する希望は年齢を重ねても消えることはなく、むしろ自由になった分だけシンプルに素直な気持ちが表れることが多いのです。そんな思いを実現するために、私たちはFUKUFUKU-YAを立ち上げました。

おしゃれを楽しむための環境づくり

「高齢になったから」と、周りから言われることが多い女性たちは、自分の希望を言い出しにくい状況にあります。そのため、高齢母たちが「私もおしゃれを楽しみたい」と素直に表現できる環境を整えることが必要だと考えます。我慢の生活ではなく、心から楽しめる高齢者ファッションの文化を共に築いていきたいのです。

私たちの夢は、母たちが「ピンクが着たい！」と言える日常を創造すること。高齢者も心豊かに生き生きとした表情でいることができる社会に向けて、私たちは日々努力を続けています。

まとめ

FUKUFUKU-YAは、いつまでも乙女ゴコロを大切にし、高齢母のファッションに新しい風を送り込むことを目指しています。私たちの取り組みは、単なるファッションに留まらず、高齢者が自己表現できる場作りを通じて、社会的な意義を持つものです。この活動を通じて、私たちは1人でも多くの女性が自分らしく、楽しく過ごせる社会を作り上げる一助となることができれば幸いです。

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