田中保範 作品展「C’est la vie, Maxim’s」
福岡三越の4階アートステーションプラス バイ A.P.J.にて、田中保範氏の作品展「C’est la vie, Maxim’s」が10月29日(水)から11月11日(火)まで開催されます。この作品展では、マキシム・ド・パリという伝説の社交場で培われた一流の審美眼と感性がキャンバスの上で新たに表現された30点以上の原画が展示されます。
マキシム・ド・パリとは?
マキシム・ド・パリは、1940年代から続くフランスの著名な料理店で、世界中の著名人が訪れる社交の場として知られていました。田中氏は1973年に同社に入社して以来、自身のキャリアを積み重ねてきました。料理や文化を通じた様々な交流が、彼の独自の美意識の形成に大きく寄与したと言えるでしょう。
作品展の見どころ
「C’est la vie, Maxim’s」では、特にクリスマスシーズンにぴったりの新作も含む魅力的な作品が並びます。訪れる皆様は、田中氏の優雅な美的センスを感じることができるでしょう。加えて、過去の原画作品もジクレー版画として新たに制作され、先行販売されるため、アートファンにはたまらない機会となっています。
新作の中には「Roi des gâteaux(ケーキの王様)」や「Millefeuille de fraises(苺のミルフィーユ)」、さらには「Belle Epoque」や「Fête nationale française(パリ祭)」といった作品があります。1つひとつが、パリの美食文化を色彩豊かに表現しており、見る者を惹きつけます。
作家来場予定
また、11月1日(土)と2日(日)の午後には田中氏が会場に登場する予定です。これを機に、彼自身の作品に対する思いを直接聞ける貴重なチャンスです。作品の解説や、アートに対する彼の情熱について語る機会は、訪問者にとって特別な体験となることでしょう。
安全で楽しいアート体験を
新型コロナウイルスの影響で、イベントの予定が変更される可能性もあるため、気になる方は事前に最新情報をチェックしておくことをお勧めします。また、会場内では感染症対策も徹底されているため、安全にアートを楽しめる環境が整っています。
田中保範のプロフィール
1949年に生まれた田中保範氏は、1973年にマキシム・ド・パリ株式会社に入社し、1994年からは支配人を務めるなど長いキャリアを築いてきました。日本国内外のレストラン事業に携わり、2014年にはマキシム・ド・パリを退社。その後、飲食コンサルティング会社を立ち上げ、様々な事業を展開しています。料理における色彩感覚を養うために絵画に取り組んでおり、今回の個展ではその成果を観覧者に披露します。
ぜひ、福岡三越でのこの貴重な展示会に足を運び、田中保範氏のアートの世界を体感してください!