奄美で古の天然香水『龍涎香』に出会うイベント
愛知県名古屋市に本社を置く有限会社アンバーグリスジャパンは、奄美海洋展示館と共に2026年6月28日(日)に「古の天然香水、龍涎香を使って復活」と題した講演会を開催します。このイベントでは、龍涎香の見分け方や歴史的な香料文化、現代における天然香水の応用について、実物展示や香り体験を通して学ぶことができます。
龍涎香の魅力とは?
龍涎香は、マッコウクジラが消化管内で形成し、海に排出された後、数十年かけて漂流しながら独特の香りを育てる天然物質です。しかし、浜辺で見つけたとしても知識がなければゴミと見分けつかない場合があります。正しい知識を持つことで、漂着物が地域資源や文化に活かされる可能性が広がります。実際、沖縄の海岸で発見された268gの龍涎香は、鑑定により442万円という高価な評価を受けることもあります。
講演と体験で学ぶ
今回の講演会では、約60分の講演パートと約30分の体験パートが用意されています。講演では、龍涎香の基礎知識やその役割、現代における応用としてリベレーションブランド「バリバリー」の非加熱フレグランスを取り上げ、香りの世界に分け入ります。体験パートでは、実際に龍涎香の試香を行い、その特徴を五感で楽しむことができます。質疑応答の時間も設けられており、参加者は気になることを気軽に質問できます。
経験する意味
「海が綺麗になる香水」というテーマも掲げられており、ビーチコーミングやビーチクリーンがどのように龍涎香と結びつくのかを考えるきっかけとなります。吉田恭隆代表は「龍涎香は、『古から人の感覚をひらいてきた香料』であり、実物や香りに触れることで海を見る視点が変わるでしょう」と語ります。浜をきれいにすることや地域文化の継承も重要なテーマです。
開催概要
- - 日時: 2026年6月28日(日)14:00〜15:30
- - 場所: 奄美海洋展示館(鹿児島県奄美市名瀬大字小宿大浜701-1)
- - 共催: 有限会社アンバーグリスジャパン & 奄美海洋展示館
- - 参加費: 無料(予約不要、当日参加歓迎)
龍涎香を通した地域づくり
アンバーグリスジャパンは、奄美海洋展示館での講演会を起点として、海洋教育やビーチクリーンに向けた取り組みを全国に広げていく計画です。今後、全国の水族館や教育機関との連携を進めながら、展示や教材、体験を通じた「文化」としての龍涎香の価値を提案していきます。
この機会に、是非奄美での貴重な体験に足を運んでみてはいかがでしょうか。香りの世界を通じて、自然や文化への理解が深まる素晴らしい時間をお楽しみください。