新ブランド「ミ三3研究室」が始動!
私たちの身の回りには、まだ知られていない面白いことがたくさんあります。このたび、フェリシモが新ブランド「ミ三3(みみみ)研究室」を立ち上げました。このブランド名には「みんなで未来を見つける」というメッセージが込められています。そして、世界中での新たな取り組みや、未来に伝えたい習慣、文化、さらには日常生活におけるウェルビーイングに着目し、3人の研究員がそれらをもとに魅力的な商品を世に送り出す試みです。
プロジェクトの背景とミッション
「ミ三3研究室」の理念は、単なる製品作りではなく、商品の背後にある「ストーリー(物語)」を大切にするところにあります。これにより、消費者は商品を通じて新しい物語に出会い、楽しみ、少しでも考えさせられる体験を得ることができます。この試みが私たちの好奇心を刺激し、より彼らの商品が愛される理由となるのです。
2025年2月15日には、これまでの研究成果として「3つの研究レポート」が発表されました。各レポートにはユニークでインスピレーショナルな製品が紹介されています。
研究レポートその1:古本から再生された「紙もの」
第1弾では、現代社会で無視されがちな古本の行方について考察しました。1日約3万冊が届けられるオンライン書店「バリューブックス」では、古本のうち約半分しか再販売されず、残りは古紙として処理されています。そこで「ミ三3研究室」は、こうした古本から生まれた特別な再生紙を使ったオリジナル商品を企画しました。
商品は毎月、A4ペーパ10枚、メッセージペーパー24枚、マスキングテープ2個がセットになったもので、古本の魅力を再発見できる内容です。古い文字やストーリーを持つこれらの「紙もの」は、ただ読むだけでなく、「書く」「包む」「渡す」「贈る」といった楽しみ方を提案しています。
研究レポートその2:防災と地域活性化の融合
第2弾では、高知県黒潮町の取り組みに注目しました。南海トラフ地震の脅威から町を守るために、防災と過疎化の問題に対して地元住民と共に「黒潮町缶詰製作所」を設立しました。このプロジェクトは、地域の特産品を生かした缶詰を通じて、町の魅力を広めつつ、災害に対する備えを促進しています。
この缶詰セットには、地元の新鮮な素材を使用し、シェフと栄養士が監修した内容の濃い商品がラインナップされています。毎月届く缶詰を開ければ、まるでスペインのバルのような楽しみが広がります。
研究レポートその3:工芸品との新たな関係
第3弾は、工芸品に新しい命を吹き込む取り組みです。福島で活動する「女子の暮らしの研究所」とのコラボで、伝統的な工芸品を現代のライフスタイルにフィットした商品として提供します。これは、小さくてかわいいアイテムを生み出す活動「Fukushima Piece プロジェクト」の一環です。
この研究によって生まれたアイテムは、手のひらサイズのアクセサリーで、会津木綿を使用した可愛らしさがあります。商品は毎月1つ、オリジナルパッケージで届けられ、その魅力は手元で、自分のスタイルにフィットします。
終わりに
新ブランド「ミ三3研究室」は、商品を通して消費者に新たな体験を提供し、社会や地域に貢献することを目指しています。こうした取り組みを通じて、みんなで未来を見つける楽しさを共有できることを願っています。ぜひ、最新のデジタルカタログをチェックし、新しい物語の主人公になってみてください。