モーツァルトの喜劇オペラ『フィガロの結婚』が楽しめるチャンス!
5月30日(金)、モーツァルト作曲の喜劇オペラ『フィガロの結婚』が、全国で1週間限定上映されることが決まりました。この特別な上映は、ニューヨークの名門・メトロポリタン・オペラ (MET) の最新ステージを、スクリーンを通じて日本各地で楽しむことができる「METライブビューイング」の一環です。特にオペラファンにとっては見逃せないイベントとなっています。
華麗なる舞台裏
『フィガロの結婚』は、モーツァルトが贈る最高傑作のひとつで、フィガロが結婚する当日に巻き起こる恋模様やドタバタ劇を描いたストーリーです。今シーズンの最終作『セヴィリャの理髪師』の後日譚である本作では、全編を通じて美しい音楽が流れ、見る者を魅了します。
特に、廻り舞台を用いたクラシカルで華やかな舞台演出が注目を集めるなか、主演にはフィガロ役にバスバリトンのマイケル・スムエル、婚約者スザンナ役にソプラノのオルガ・クルチンスカが起用されます。他にも、高貴な声で人気の伯爵夫人役にフェデリカ・ロンバルディ、そして魅力的な伯爵を演じるのは、バリトンのジョシュア・ホプキンス。さらには、女好きの伯爵の小姓ケルビーノにはサン=リー・ピアースが挑みます。
季節ごとの新感覚
本作の指揮を執るのは、今注目の若手女性指揮者・ヨアナ・マルヴィッツ。彼女はベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団で重要な役職を担い、世界的にも注目されています。そして、今をときめく歌手陣が揃い、観客にとって圧巻のパフォーマンスを提供してくれることでしょう。
今回、予告映像と本編から厳選された7つの歌唱映像が解禁されたことで、この喜劇オペラがますます楽しみになります。伯爵夫人役のロンバルディが歌い上げるアリアは、美しさと切なさを兼ね備えており、観る者の心を打つことでしょう。また、思春期の多感さを表現するケルビーノの歌声は、驚きと共感を呼ぶはずです。
笑いと爽快感を届けるオペラ
それぞれのキャラクターが恋の達成を目指して仕掛ける罠や策略は、笑いと緊張感が交錯する絶妙なシーンを生み出します。フィナーレでは観客をスッキリとした気持ちで包む、最高のハッピーエンドが待っていることでしょう。モーツァルトの音楽が織り成す喜劇オペラの真髄を、この機会にぜひ体感してください!
公演詳細
- - 上映期間: 5月30日(金)~6月5日(木)、東劇のみ6月12日(木)まで2週間
- - 上映館: 新宿ピカデリーほか全国21館
- - 指揮: ヨアナ・マルヴィッツ
- - 演出: リチャード・エア
- - 出演: マイケル・スムエル、フェデリカ・ロンバルディ、オルガ・クルチンスカ、ジョシュア・ホプキンス、サン=リー・ピアース、エリザベス・ビショップ、マウリツィオ・ムラーロ他
モーツァルトの『フィガロの結婚』があなたに贈る、愛と笑いの渦の中に飛び込んでみませんか?乞うご期待!