持ち帰り弁当の先駆者、ほっかほっか亭が50周年を迎え優秀賞受賞！

暖かい持ち帰り弁当の代名詞とも言える株式会社ほっかほっか亭が、創業50周年を迎える前に、名誉ある「日本ネーミング大賞2025」で優秀賞を受賞しました。この大賞は、ネーミングの重要性を広め、その質や価値を高めることを目指しているアワードであり、東京にて行われた授賞式では、お笑い芸人の太田光さんからその賞を授与されました。

ほっかほっか亭の誕生の背景

ほっかほっか亭が設立されたのは1976年、埼玉県草加市でのことです。そのスタートは、寒い冬の市場で販売されていたほんのり暖かい弁当が、創業者の心に刺激を与えたことに由来します。「もっと多くの人に感動を届けられるはず」との思いから、冷たい弁当が主流だった時代に、最初に暖かい持ち帰り弁当を提供したのがこの店です。

“ほっかほっか”の名は、湯気の上がる、炊きたてご飯をイメージさせ、訪れる人々にほっと安らぐ体験を提供することを目指しています。

受賞理由と評価

今回の授賞理由として、日本ネーミング協会からは「分かりやすく、ほかほかのお弁当が思い浮かぶ」「完成された暖かさと、食べる人々の安心感が感じられる」「受け取った人の心を温かくするネーミング」など、様々な評価が寄せられました。また、創業者の想いが伝わるネーミングであることも、多くの市民に親しまれている証ともされました。

日本ネーミング協会は、「ネーミングは新しい文化を作り、人々の生活を豊かにする力がある」としています。この観点からも、ほっかほっか亭の「温かい持ち帰り弁当」は、多くの人に癒しをもたらす存在として評価されています。

創業者からの感謝の声

受賞にあたって、株式会社ほっかほっか亭の常務取締役、飯沼俊彦氏は、「この大切な節目にこのような賞をいただけたことを光栄に思います」と語りました。やりがいのある持ち帰り弁当ブランドとして広く認識されてきた「ほか弁」を、これからも時代に合わせて新たな挑戦を続けていく決意を示しています。

今年シーズンでは、SNSを活用したファンとの交流や、ユニークなコラボメニューの開発、そして地域イベントへの参加を通じて、多くの新しい食文化を生み出してきました。