Antwayが『つくおき』の事業を譲受
株式会社Antwayが手作りおかずの宅配サービス「つくりおき.jp」を展開する中、レシピサイト『つくおき』の事業譲渡契約を締結しました。これにより、Antwayは『つくおき』の商標権も譲り受け、今後の運営に活かしていくことになります。この提携は、家庭に「ゆとり」をもたらすという共通のミッションを持った両社のシナジーを発揮する試みと言えるでしょう。
事業譲渡の背景
Antwayは、2018年に設立されたフードテック企業で、家庭での料理の手間を軽減するサービスを提供しています。今回譲り受けた『つくおき』は、料理初心者でも簡単に作れる手作りおかずのレシピをまとめたメディアで、サイト訪問者は月間110万人に達し、ページの閲覧回数は月500万件を超えるほどの人気です。この成功を背景に、Antwayは今後『つくおき』を運営し、さらなる発展を目指すことになります。
共通するビジョン
Antwayの目指すものは「義務をなくす」ことであり、モリノキが追い求めてきた「手間をかけずにおいしい料理を楽しむ」理念にも通じています。自炊と外注という形こそ異なれ、最終的にはどちらも家庭にゆとりを提供することに繋がります。両社はそれぞれの知見を活かして『つくき』を成長させていく方針です。
両社のリーダーの見解
モリノキの代表である森弥紀氏は、Antwayなら『つくおき』を成長させてくれると確信しており、その連携がどう発展するか楽しみだと述べています。対するAntwayの前島恵社長も、今回の事業譲受が「つくりおき.jp」を知ってもらう機会になると期待を寄せています。
Antwayの今後の展望
今後、Antwayは事業の拡大を目指し、新たな仲間を募集しています。フードテックに関心がある方は、ぜひ採用ページをチェックしてみてください。また、食に関するD2Cの知識を活かし、家庭向けのメディアやアプリサービスとの連携を強化していく計画もあります。
つくりおき.jpの魅力
つくりおき.jpは、プロのシェフと管理栄養士によって監修されたお惣菜を毎週自宅に届けるサービスです。1人前798円から利用でき、家事の手間を大幅に減らします。現在、週3食プランや5食プランなど、様々なプランが用意されており、利用者は毎週替わる1,000以上のレシピから選ぶことができます。
まとめ
株式会社Antwayの『つくおき』の事業譲受は、単なるビジネスの買収ではなく、家庭に「ゆとり」をもたらすという共通の価値観を持った企業同士の新しい試みです。今後の発展にますます期待が高まります。