絵本大賞の開催
2025-10-02 16:39:57

第1回「みんなのよみきかせ絵本大賞」が開催!子どもたちの宝物になる絵本たち

第1回「みんなのよみきかせ絵本大賞」が開催!



生活協同組合コープみらいが主催する「みんなのよみきかせ絵本大賞」が10月1日に都内で開催されました。このイベントは、全国の生協と協力して、子どもたちへ絵本の魅力を届けることを目指しています。特に、今回の大賞には、保育園や幼稚園といった教育現場からの投票が反映されています。

賞の概要と意義



「みんなのよみきかせ絵本大賞」は、「よみきかせ」が好きな人が、今一番おすすめしたい絵本を選ぶというユニークなコンセプトに基づいています。このイベントは2024年9月に企画され、二つの部門から成り立っています。参加者は、実際に絵本を読んでみた感想を元に最優秀作品を選出します。

特に「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」では、全国の保育園など2,000施設に新刊絵本が送られており、園児たちがその絵本を楽しむ様子が見られました。このような活動を通じて、子どもたちの育成に寄与することを目指しています。

大賞受賞作品の発表



今回の大賞には、いくつかの注目作が選ばれました。「園児さんと先生でえらぶ!よみきかせ絵本部門」での大賞は、キューライスによる『ニンジンジン』。そのユニークなストーリーと可愛らしいイラストに、園児たちからも人気を集めました。

一方、「絵本大好きさんがえらぶ!よみきかせ絵本部門」の大賞には、かがくいひろしの『だるまさんが』が選出され、こちらも多くの支持を受けました。どちらの作品も、子どもたちの心をつかむ魅力を持っています。

地元保育園からの感想



授賞式には、埼玉県越谷市の「社会福祉法人遍照会 東大沢保育園」も参加しました。オンラインでつないだこの授賞式では、園児たちが大賞受賞者に「おめでとう」とメッセージを送る場面も。保育士さんからは、絵本を通じて子どもたちとのコミュニケーションが深まったとの声も寄せられました。

園児たちの感想としては、「ニンジンジンが大きくなるところが楽しかった!」といった声が上がる一方、保育士さんからは「新たに届いた絵本が保護者とのコミュニケーションのきっかけになった」といった喜びの声が届いており、絵本の効果を実感した様子が伺えます。

寄贈活動の意義



さらに、コープみらいは、994施設に絵本を寄贈しました。千葉県館山市にある「館山市元気な広場」でも絵本の寄贈式を実施し、その後、保護者たちが子どもと一緒に絵本を選ぶ姿が見られました。寄贈された新刊絵本は、保護者たちが自宅でのよみきかせに役立てており、「新しい絵本が増えるのはとても嬉しい」との声も聞かれました。

未来へのステップ



コープみらいは、「ビジョン2035」を掲げ、地域社会と連携しながら、子どもたちが笑顔で成長できる社会を目指しています。これからも絵本の普及活動を通じて、未来を担う子どもたちの育成に寄与していく姿勢は、今後も注目されるでしょう。

このように、絵本大賞の取り組みは、ただの賞にとどまらず、地域の教育現場や家庭へ深い影響を与える可能性を秘めています。選ばれた絵本が子供たちの新たな宝物となることを期待せずにはいられません。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: コープみらい ニンジンジン 絵本大賞

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。