最新版『アンテナショップ人気ランキング2025』発表！意外な店舗が3位にランクイン

2025年版アンテナショップ人気ランキング

最近、株式会社ブランド総合研究所が実施した『第8回アンテナショップ利用実態調査2025』の結果が発表され、注目の人気ショップランキングが明らかになりました。東京都内の34店舗を対象に行われたこの調査は、20,000人の首都圏在住者の回答を基にしています。その結果、1位に輝いたのはやはり北海道のどさんこプラザ。2位は沖縄・銀座わしたショップ本店、そして3位には意外な店舗が選ばれました。

上位ランキングの詳細

1位: 北海道どさんこプラザ
こちらの店舗は、2017年以降ずっと1位をキープしており、有楽町駅前に位置して多彩な北海道産品を取り揃えています。また、ソフトクリームやコロッケのテイクアウトも人気で、訪れる人々を魅了しています。

2位: 沖縄・銀座わしたショップ本店
銀座から有楽町に移転したこのショップは、来店率が減少しているものの、魅力ある品揃えで依然として人気があります。コンパクトなスペースながら、ぎっしりと商品が並ぶ様子が特徴的です。

3位: 宮城ふるさとプラザ
閉店が決まった池袋の店舗がランクインしました。このプラザは、地域の魅力をたっぷりと味わえる店舗として知られていますが、2025年には新たに日本橋茅場町で期間限定オープンが予定されています。これにより、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

ショップ利用形態の変化

この調査によると、2024年の全体の来店率は1.48%と前年比で減少しており、特に初めて訪れる客の割合が減っている一方で、リピーターが増加しています。なんと、利用経験のある人たちが年間に訪問する回数は平均19.15回。このことから、アンテナショップの常連客が増えていることがわかります。

特に20代の若者たちが頻繁に利用していることが注目されており、彼らの年間訪問回数は9.05回に達しました。60代に比べてその数は4倍にもなり、若者にとってアンテナショップが身近な存在になっていることが分かります。

若い世代による新たなトレンド

買い物の傾向についても、若い世代は特にお米の購入が目立ちます。アンテナショップの利用者の中で、20代男性では38%が「米、米加工品」を購入しているという結果が出ています。これは、少量パッケージやこだわりの品質が選ばれる要因の一つです。

若者たちがアンテナショップを地域特化型のコンビニのような感覚で利用していることは、今後のマーケティング戦略にも大きな影響を与えるでしょう。

おわりに

今回は北海道どさんこプラザ、沖縄・銀座わしたショップ本店、宮城ふるさとプラザの3店舗が人気ランキングに名を連ねました。どの店舗も各地方の魅力をたっぷりと味わえる場所です。今後もこのランキングを参考にしながら、ぜひ訪れてみてください。自分だけのお気に入りの逸品を見つける楽しみが広がっています。新たな地域の魅力に出会えることを期待しましょう。