佐野晶哉、舞台の想い
2025-01-30 18:24:21

音楽朗読劇「ひまわりの歌」の東京公演が恙無く開幕!佐野晶哉が震災を超える思いを語る

音楽朗読劇「ひまわりの歌」が東京で開幕



2025年1月30日、音楽朗読劇「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」が東京・有楽町朝日ホールにて開幕しました。本作は、Aぇ! groupの佐野晶哉が主演を務めており、彼の思いや振り返りが心に響きます。

この作品は、劇団ミュの岡本貴也が手がけたオリジナルで、2018年、2019年に上演された「ヘブンズ・レコード」の続編です。公演は2022年に中止を余儀なくされましたが、今回は震災から30年の節目に、過去の記憶を呼び起こしながら未来に向けたメッセージを届けることを目的としています。

物語の背景



物語の舞台は、阪神淡路大震災から5年後の神戸。オムニバス形式で展開される4つのストーリーを通じて、悲しみを抱えた人々がどのように立ち上がり、前向きに生きていくのかが描かれています。特に印象的なのは、第1話。レコード店「ヘブンズ・レコード」に訪れる父親の物語です。

父親は震災の悲劇で幼い息子を失い、その痛みを抱えながら家族ともすれ違っていく様子が切々と描かれています。哀しみに打ちひしがれながらも家族として立ち向かう姿は、観客に深い感動を与えました。

佐野晶哉の想い



フォトコール後の取材会で、佐野は神戸公演を振り返り、「地元の方たちの思いを受け止めながら走り抜けてきました」と述べ、続けて「東京公演も覚悟を持って挑みたい」と強い意志を見せました。特に、初日には観客が共に「30年」を噛み締める時間を共有したことが、彼にとって心に残る瞬間だったと語っています。

また、震災当時に宝塚歌劇団に在団していた貴城けいは、当時の恐怖や衝撃を語り、「この舞台に立たせていただけることはとても意味があります」とコメントしました。波岡一喜も当時16歳で震災を経験した一人として、舞台が持つ意味を強く感じている様子でした。

座組の絆



神戸公演を終えたことで、キャストたちの絆も深まったようです。波岡は佐野を絶賛し、彼の人柄やパフォーマンスに感銘を受けたと語る一方、貴城は全体の完成度が高まり続けていると述べました。

最後に佐野は、「阪神淡路大震災についてこれまで知らなかったが、舞台を通して両親の経験を知り、これが架け橋になればと思います」と語り、この意義深い作品の中での自己成長や役割を再確認しています。

公演情報



音楽朗読劇「ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜」は、神戸公演から東京公演へと繋がります。チケットは全席指定で9,800円(税込)。観る人々に深く訴えかけるこの作品、ぜひ体験してみてください。公式サイトで詳細を確認し、お見逃しなく!


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