ファンケルが推進する「ともに生きる社会」の実現に向けた取り組み
株式会社ファンケルは「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を普及するため、特別な広報活動を展開することを発表しました。この取り組みは、7月21日から27日まで設けられる「ともに生きる社会かながわ推進週間」に合わせて行われます。具体的には、従業員向けにイントラネットを通じて憲章についての周知を図り、事業所内でポスターを掲示するといった機会を提供していきます。
また、今後行われる「身だしなみセミナー」と「視覚障がい者向けセミナー」において、参加者に憲章の内容を紹介し、理念の普及に努める予定です。この取り組みは、すべての人が互いに人格や個性を尊重し、共に生きる社会の実現を目指すフアンケルの価値観と一致しています。
「ともに生きる社会かながわ憲章」とは
「ともに生きる社会かながわ憲章」は2016年10月14日に神奈川県によって設立され、社会における障がい者に対する差別や偏見をなくすことを目的としています。この憲章は、誰もがその人らしく暮らし、共生できる地域社会の実現を目指し、広く一般に普及される必要があります。
ファンケル自身も、常に社会貢献活動に積極的に取り組んできました。この取り組みを通じて、企業理念と神奈川県の憲章が横断的に結びつくことが期待され、真に共生できる社会の基盤が築かれることを目指しています。
セミナーの内容
ファンケルでは、以下の2つのセミナーを行い、憲章の理念を紹介しながら参加者の自立を後押しする内容となっています。
身だしなみセミナー
特別支援学校に通う生徒を対象としたこのセミナーでは、卒業を控えた彼らが社会人としての一歩を自信を持って踏み出せるよう、「基本の身だしなみ」を学ぶ実践型のプログラムを実施しています。具体的には、洗顔、スキンケア、整髪などの実習を通じて、自分らしく社会で輝くためのスキルを身につけることをサポートしています。
視覚障がい者向けセミナー
このセミナーは、視覚に障がいのある方がイキイキと日常生活を送るための支援を目的としています。スキンケアやメイクに関する知識を学ぶほか、ファンケルが独自に開発した「タッチマークシール」も紹介されます。このシールは、視覚に不便を感じる方が容器を識別する手助けをするもので、まさに自立して身だしなみを整えるためのバリアフリーな製品です。
興味のある方は、ぜひファンケルのセミナーに参加して、自身の身だしなみや自己表現についての新たな知見を得てみてはいかがでしょうか。お互いに理解し合い、共に生きる社会をつくるための重要な一歩になるはずです。