ネコたん!の魅力
2025-06-18 14:42:12

昭和モダンの猫たちが織りなすミステリーストーリー「ネコたん!」

猫の魅力あふれる新作朗読劇「ネコたん!」



2025年6月17日から開催されている朗読劇「ネコたん!~猫町怪異奇譚~」が注目を集めています。この作品は、昭和モダンで猫が主役の探偵物語で、総勢40名の豪華キャストが参加。初日は東京・あうるすぽっとで、多彩な演者たちによるパフォーマンスが繰り広げられました。

物語の背景とキャラクター


「ネコたん!」は詩人・萩原朔太郎の唯一の小説『猫町』を元にした作品。猫だけが暮らす街「猫町」を舞台に、主人公の迷路ソマリと相棒の雨宮将太が様々な事件に立ち向かいます。ストーリーは、彼らが阿修羅財閥の仮面舞踏会に参加するところから展開し、そこで発生する殺猫事件を軸に進んでいきます。

初日の公演の様子


初日の公演では、月音こな、石谷春貴、佐々木李子、小笠原仁など、多彩なキャストが登場。ミステリーの中にも笑いを交えた演出が特徴で、観客を引き込む場面が多数ありました。物語のスタートは、列車の音と共に家族の悲しい物語が語られ、重苦しい雰囲気が漂いますが、その後、弁士の登場で一気に和やかな雰囲気に。その弁士は、登場人物を分かりやすく紹介し、会場を笑顔にしていきます。

続いて、物語が進むにつれて、さまざまな猫たちによる個性的なキャラクターたちが登場。例えば、天真爛漫なソマリと切れ者の雨宮の掛け合いは見どころの一つです。さらに、サクタロー役の野島健児の4役を演じ分ける巧妙さも圧巻で、観客を楽しませました。

笑えつつも深い内容


タイトルに「殺猫事件」とあるため、シリアスな要素が強いのかと思いきや、実際には笑いの要素が多々含まれ、観客はクスッと笑わせられます。事件が進むにつれてキャラクターたちの個性や関係性が深まる様子が描かれ、演じるキャストたちの楽しむ姿が印象的でした。

また、ソマリと梨杏のライブ歌唱も行われ、初日には見事なパフォーマンスが観客を盛り上げました。ダンスを披露するゾマやかじゃない!の登場で、会場全体が一体感に包まれました。

多彩なキャストによる公演は必見


公演は6月22日までの日替わりキャストにより行われる予定で、それぞれ異なるキャストによって見せる物語の表情も楽しみの一つです。ぜひさまざまなキャストによる「ネコたん!」を体験してみてください。演者たちの熱意と、それぞれのキャラクターが生き生きと表現されたこの作品を観ることで、笑いや感動を体感できるはずです。

公演情報は公式サイトでも随時更新されているので、興味のある方はチェックしてみてください。また、音楽や演出のスタッフにも注目しながら、猫の魅力あふれるこの作品を堪能してみてはいかがでしょうか。


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