アップサイクルの未来
2025-12-18 13:35:29

アップサイクルファッションが未来を切り開く!DOKKA vividの最新コレクションが発表

アップサイクルファッションが未来を切り開く



2025年11月30日、渋谷ブリッジで開催されたファッションショー『RAILWAY TO RUNWAY』では、アップサイクルブランド『DOKKA vivid』が新作コレクションを発表しました。このショーでは、資源循環サービス『PASSTO』を通じて手放された衣類が見事に生まれ変わり、全15ルックがランウェイを飾りました。

PASSTOとDOKKA vivid



『PASSTO』は、『捨てない社会をかなえる』を目的とした循環商社で、不要品の回収・選別・再流通のインフラを提供しています。日常の中で不要になったものを“捨てる”選択肢ではなく、“パストする”ことで次の人に渡し、未来へつなげることを目指しています。今回のファッションショーで使用された衣類も、こうした『PASSTO』によって回収され、再利用されました。

『DOKKA vivid』は、夏明豊さんと菅内のど佳さんという幼なじみ2人から成るZ世代デザイナーユニット。コンセプトは『Spice for your life』であり、古着を独自に再構築することで、カラフルで刺激的なファッションを生み出しています。彼らは、2022年にASEAN FASHION Collectionでグランプリを獲得し、その後もNYファッションウィークでアップサイクルコレクションを発表するなど、注目を集めています。

サステナブルファッションの現場



今回のファッションショーでは、全15ルックが披露され、すべてが手放された衣類を利用して作られたもの。特に注目されたのは、そのカラフルで遊び心溢れるデザインであり、サステナビリティをテーマにしたファッションの新しい形を示しました。手放された衣類に新たな価値を与えることが、サステナブルな未来を築くための重要な一歩であることを会場は示しています。

また、PASSTOはその活動を通じて、衣類のリユース・リサイクル率が約98%という成果を上げており、不要品が単なる廃棄物とならないよう努めています。CO2の排出を削減しながら、サステナブルなライフスタイルを推奨するPASSTOは、今後も忘れ去られることのない価値をもたらす存在です。

まとめ



『DOKKA vivid』のファッションショーは、単なるトレンドを超え、環境を意識した新たなファッションスタイルの可能性を示しました。PASSTOを活用することで、衣類に新しい命を吹き込み、サステナブルな社会を実現するための道筋が示されたと言えるでしょう。今後も、こうした取り組みが広がるにつれて、ファッション業界はより持続可能な未来へと進展していくことが期待されます。私たち一人一人が、洋服を手放すとき、そして新たな宝物を手に入れるとき、心に留めておくべきことです。サステナブルファッションの未来は、私たちの手の中にあるのです。


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