ルネ・ラリックのファッション図鑑が開幕!
箱根ラリック美術館が誇る特別展「ルネ・ラリックのファッション図鑑」が、2025年3月22日から11月30日まで開催されます。この展示は、ルネ・ラリックの没後80年を記念したものであり、同美術館の開館20周年も祝うイベントです。
ラリックの多彩なファッション作品
本展では、ラリックが19世紀から20世紀初頭にかけて制作した多くの服飾アイテムを一堂に紹介します。彼の作品はアール・ヌーヴォーの美しい曲線美や日本の文化の影響を受けており、その魅力は世代を超えて愛されています。展示内容は図鑑形式で、ファッションという視点から彼の芸術の深さを体感できる機会となります。
特に注目は、彼の服飾アイテムが展示される初めての試みであり、彼の独自のデザインを実際に見ることができます。たとえば、1902-1904年に制作されたコサージュブローチ「バラ」や、1901-1903年のハンドバッグ「フジとクワガタソウ」など、彼の洗練された美意識が形になった作品を堪能できるでしょう。
マネキン制作の舞台裏
展示のクオリティを高めるため、株式会社アディスミューズが技術協力を行い、時代を反映したドレスのためのマネキンを製作しました。19世紀末から20世紀初頭のファッションは、ウエストを引き締める曲線的なシルエットが特徴的です。そのため、マネキンはこの独特のラインを忠実に再現するよう特注で設計されています。
アディスミューズの専門チームは、マネキンの手の形状や腕の動きを一つ一つ丁寧に調整し、よりリアルな展示が実現できるよう努めました。髪飾りのディスプレイ用に提供されたヘッドマネキンとウィッグも、当時のヘアスタイルを忠実に再現するため、細かなヒアリングを重ねてカスタマイズされています。
展示品が持つ意味
本展を通して、ラリックのファッションの奥深さや、彼が生きた時代の空気感を感じることができるでしょう。アディスミューズのマネキンは、その魅力を引き立てる重要な役割を果たしています。マネキンは単なる展示のための道具ではなく、観客の目を引く重要な要素であり、ファッションの世界観を体現しています。
イベント概要
アディスミューズでは、展示企画やブランドに合わせたマネキンの製作も承っています。展示のコンセプトに合わせたカスタマイズが可能で、さまざまなニーズに対応しています。
この特別なイベントには、さまざまな装飾やディスプレイコンセプトが詰まっています。ルネ・ラリックのファッションを通じて、時代を超えた美の世界をぜひご体感ください。
【イベント詳細】
- - 開催期間:2025年3月22日(土)〜11月30日(日)
- - 会場:箱根ラリック美術館 2階企画展示室
- - 公式サイト:箱根ラリック美術館
私たちアディスミューズは、様々なプロジェクトを通じて、顧客のイメージを実現するお手伝いをしています。興味のある方はぜひご連絡ください!