ファンケルが新接客アプリを導入
2024年4月1日(火)から、株式会社ファンケルは全店舗において新しい接客アプリの導入を開始しました。このアプリは、店舗スタッフが顧客一人ひとりの製品購入履歴や過去の接客情報を手元のスマートフォンで参照できるというものです。これまでの店舗運営では、情報がPOSレジやタブレット端末、店舗PCなど複数のツールに分散していたため、顧客対応に時間を要することが度々ありました。今回のアプリ導入により、それらの課題を解決し、よりスムーズな接客を実現する狙いがあります。
スタッフの声を反映したアプリ開発
このアプリは、ファンケルショップで働く約1,000人のスタッフからの意見を基に開発されました。スタッフが接客に必要と感じる機能が集約されており、顧客とのコミュニケーションが格段に向上することでしょう。必要な情報へ迅速にアクセスできるため、深い接客が可能となります。
顧客とのコミュニケーションの向上
アプリ内では、直営通販や店舗での購入実績、過去のカウンセリング履歴など、顧客に特化した情報が確認できます。これにより、個々の顧客に合わせた接客を実現し、リピーターの増加に繋がることでしょう。また、スタッフ同士の情報共有もスムーズに行えるようになるため、店舗全体の接客力強化に寄与することが期待されています。
迅速な在庫確認機能
さらに、アプリには製品の在庫確認機能も搭載されています。自店舗の在庫はもちろん、他店舗の在庫状況を確認することが可能です。これにより、顧客からのお問い合わせに迅速に対応できるだけでなく、在庫確認のための無駄な時間を削減することもできます。
リアル店舗の価値を高める
ファンケルショップは、これまで以上にリアル店舗ならではの価値を提供すべく、サービスの向上を目指しています。アプリ導入によって、ただの店舗訪問ではなく、より特別な体験を顧客に提供することができるのです。ファンケルのブランド価値を高めるための新たな取り組みとして、今回の接客アプリの導入は大きな一歩と言えるでしょう。
まとめ
ファンケルの新しい接客アプリは、全152店舗に導入され、顧客経験を向上させるための強力なツールとなることでしょう。顧客とのコミュニケーションを強化し、迅速な情報提供が可能となるこのアプリは、まさに未来の接客スタイルを象徴するものです。これからのファンケルの接客にぜひ期待したいと考えます。