新しい風を吹き込む!ジップ式シリコーン保存容器Zip Topがグッドデザイン賞を受賞
2025年度グッドデザイン賞を受章したのは、アメリカ生まれの革新的な保存容器「Zip Top(ジップトップ)」です。この保存容器は、従来のプラスチック製品とは一線を画す特徴を持っています。日本での輸入代理店を務める株式会社ワイ・ヨットが、この製品の普及を目指しているのも頷ける話です。
環境に優しく、使い方多彩なZip Top
Zip Topは、使い捨てのプラスチック袋や容器を減らすために開発されたシリコーン製の保存容器です。ジップ式でフタが必要なく、簡単に使用できる特長があります。特に、広いマチと口の大きなデザインにより、さまざまな料理に対応可能。実際、ボウルとしての役割も果たすため、混ぜる・保存するの一体型として活躍します。
商品レビューでは、「一見する限り普通のフリーザーバッグに見えるが、手に取るとその質感の違いが明らかになる」との声もあります。特に、医療現場で使用されるプラチナシリコンを使用し、ジップ部も一体化されています。このため、安全性や耐久性に優れた製品として認識されています。
賞の評価ポイント
グッドデザイン賞の審査員からの評価も高く、革新的なデザインへの賛辞が寄せられました。「マチがあり、自立するので使いやすい。逆さにすると水切れも早い」と、実用性を絶賛されています。また、従来の保存容器では提供されない調理道具としての可能性も期待されているそうです。
この受章を機に、ワイ・ヨットはZip Topの販売拡大を目指し、デザインの重要性を訴えていく方針です。様々な生活の質を向上させるため、デザインを生活に取り入れたくなるようなものづくりを積極的に進めていくとしています。
展示会と特別賞について
Zip Topは、11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」に出展され、受賞作としてその魅力を展示します。また、特に印象的だったデザインは、審査員の選ぶ「私の選んだ一品」として、丸の内ギャラリーでも紹介される予定です。このように、多くの人にその良さを伝える機会が設けられています。
企業の背景と今後の展望
株式会社ワイ・ヨットは、1949年に設立以来、キッチン・ダイニング用品を中心に成長してきました。従来のホールセール事業に加え、ギフトや商品開発にも力を入れ、トータルで新しいライフスタイルを提案しています。Zip Topを通じて、より多くの家庭に新しい生活環境を提供することが期待されます。
このように、Zip Topはただの保存容器ではなく、調理や保存の概念を変革するアイテムです。これからの時代に求められるエコでスタイリッシュなデザインとして、多くの方に愛されることでしょう。