新感覚スポーツBaseball5の挑戦とサンコーの支援が生む未来の可能性
新たなオリンピック種目を目指すBaseball5が注目を集めています。その日本初のチーム「5STARs」が、掃除や防災商品を展開する株式会社サンコーとスポンサー契約を締結したことが話題に。ここでは、Baseball5の概要やサンコーとの関係性、そして未来への挑戦について探っていきます。
Baseball5とは何か?
Baseball5は2017年にキューバで誕生した新感覚のスポーツで、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)によって公式に管理されています。最大の特徴は、1チーム5人制で男女が共に参加できること。道具に関してもゴムボールのみで、体育館などの比較的限られたスペースで行えるため、アクセスしやすいスポーツとして全国的に広まりつつあります。現時点で約80カ国で楽しまれているこのスポーツは、男女が共に楽しむことができ、普及活動にも力が入れられています。
サンコーとの関係性
サンコーのご活躍が始まったのは、Baseball5の代表で選手でもある六角彩子選手からの問い合わせでした。選手たちが練習用のベースとして使用するために、「おくだけ吸着マット」を希望されたことがきっかけです。この特製マットは薄くてズレにくい特性を持ち、手軽にカットして使用できるため、体育館での練習に適しています。実際に使用した六角選手は、「Baseball5は誰でも楽しめる競技であるため、このマットが役立っています」と述べています。
実際の練習では滑りやすいゴム製のベースを使用していたことから、安全性の問題が課題になっていました。サンコーの吸着マットを選んだことで、移動が容易になり選手たちの安全性も向上したとのこと。これを受け、サンコーにスポンサー契約を結ぶことを目指して連絡を取ったそうです。
5STARsとその目指すもの
「5STARs」は埼玉県を拠点に活動する日本初のBaseball5チームです。選手層は多様で、小学生から大人までの総勢35名が在籍しています。また、侍ジャパンBaseball5代表選手も含まれるなど、実力も折り紙付きです。
チームのモットーは「日本をBaseball5強豪国にする」というもので、日々練習を重ねています。最近では2022年に行われたAsia Cupの代表として選ばれ、2025年には日本選手権の優勝を目指しています。六角選手自身も、女子野球W杯での実績が豊富で、競技初心者や経験者を問わず楽しめることを伝える活動に情熱を燃やしています。
サンコーの支援内容
今回のスポンサーシップを通じて、サンコーは「5STARs」と六角選手のマインドセットに共感し、その精神を支えることに力を入れています。特に、チームの活動資金の提供や広報活動のサポートが中心となり、Baseball5の普及と発展に貢献する方針です。サンコーの代表取締役である角谷太基氏は、「人の心に貯金する」という理念を持ち、感動と勇気を多くの人々に届けることが企業の使命だと語ります。
未来への展望
「5STARs」や六角選手と共に、Baseball5の魅力を国内外に広める活動を計画しています。サンコーは自社の理念に基づきながら、いかにこの新たなスポーツ文化を創造していくかを真剣に考えています。双方の連携がどのように発展し、Baseball5が多くの人に愛されるスポーツとなるのか、非常に楽しみです。
今後もBaseball5、そして「5STARs」に注目していきましょう。スポーツとしての新たな可能性を共に体感し、応援していくことが重要です。