Couturierが新たな魅力を発信
手作りキットブランド「Couturier(クチュリエ)」が、2025年8月26日にブランドのリブランディングを発表しました。新しいブランドコンセプトである「つくるよろこびは、ここにある。」を通じて、年齢や性別を問わず、全ての人々に創造的な体験を提供します。
創造性を刺激する新しい取り組み
「Couturier」は、単なる手芸ブランドから、より広範な創造性を引き出すブランドへと進化を遂げます。5月のアンケート調査によれば、編み物を含む手づくりブームの背景には、「自分を見つめ直し、夢中になれる活動」という消費者のニーズが強くあります。この流れを受けて、Couturierは自己表現を楽しむための新しいコンテンツを提案していきます。
卓越したコラボレーションキットが登場
特に注目すべきは、ファッションブランド「サリゲナク」やぬいぐるみ作家の「そぼろ」氏とのコラボレーションです。彼らのデザインによるユニセックスのノーカラージャケットや、オリジナルのネコのぬいぐるみキットが新たに登場します。
【ノーカラージャケット】
特に明るい未来を感じさせるこのジャケットは、リネン素材を使用し、年齢や性別を問わずに楽しめるデザイン。裁断や縫製もシンプルで、約5時間で完成できるため、「今日作って明日着る」という楽しさが体験できます。
【ネコのぬいぐるみ】
「そぼろ」氏によるこのぬいぐるみは、見本にとらわれず自由な発想で作ることができるキットです。その独特の愛らしいデザインと、制作哲学をまとめたコンセプトブックが組み合わさり、自分だけの作品を作り出す喜びを体験できます。
神戸ファッション美術館とのコラボ
さらに、神戸ファッション美術館とのコラボレーションハンドメイドキットも見逃せません。このキットは、20世紀初頭のポーランドの伝統衣装をもとにしたセーターを編むもので、単なるファッションの枠にとどまらず、文化に触れる貴重な体験を提供します。背景には深い意味が込められており、一つ一つの模様には「生命力」や「魔除け」といった力強いメッセージがあります。
編み物ブームの夏と新たな挑戦
昨年末から続く編み物キットの好調な販売状況を受け、夏でも冬の約2倍の売り上げを記録しています。特に、「デジタルデトックス」や「自己表現の手段」として若年層の間で編み物の人気が根強く続いています。こうしたトレンドは、季節やジャンルを超え、確実に広がっています。
23年目の新たな一歩
Couturierは設立から23年を迎え、これまでのノウハウを活かし、初めての方から熟練者まで誰でも楽しめる「つくること」の喜びを形にします。手芸やクラフトを通じて、自分自身を表現し、他の人と分かち合う体験を提供することで、より多くの人々に手作りの素晴らしさを伝えていくでしょう。
まとめ
手作りキットブランド「Couturier」が提案する新しい挑戦は、ただの創作に留まらず、心を豊かにし、感性を磨く貴重な体験に繋がります。この夏、ぜひ手作りの楽しさを感じながら、自分だけの作品を作り出してみてはいかがでしょうか。