資生堂がCDPのAリスト企業に選定
資生堂が、国際的な非営利団体であるCDPより、気候変動および水セキュリティ分野でのリーダーシップが評価され、2025年度のAリスト企業に2年連続で選ばれました。この評価は、同社がサステナビリティを経営戦略に組み込み、社会価値を創造するために全社をあげて取り組んできた成果です。
なぜ資生堂は高評価を得たのか?
CDPは、企業や自治体の環境情報を開示するためのシステムを運営しており、評価も独自の基準に基づいて行われます。2025年には22,100社以上の企業が情報を開示し、その中で資生堂がダブルA評価を得たことは特筆すべき成果です。
特に、資生堂は気候変動分野で4年連続、水セキュリティ分野で2年連続で選定されており、その取り組みの深さと広がりが評価されています。
資生堂の事業戦略とサステナビリティ
同社は、“BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD”(美の力でより良い世界を)という企業使命を掲げ、サステナビリティを企業活動の中心に置いています。不透明な環境問題に取り組むことで、企業だけにとどまらず、社会全体に貢献しようとしています。
気候変動への取り組み
資生堂は、環境、特に気候変動への対応を重視しており、バリューチェーン全体での環境負荷を低減するために具体的な目標を定めています。2030年度に向けては、温室効果ガスの排出量を削減する目標を設定しており、SBTiからも認証を受けています。2050年にはネットゼロを目指すとし、全事業所での再生可能エネルギーの導入も推進しています。
水資源の管理
水セキュリティに関しても、資生堂は2030年までに水資源の削減目标を設け、各生産拠点での水管理体制の改善に取り組んでいます。生物多様性の保護や地域特有の水不足、洪水リスクに対応した持続可能な水管理の推進も行っています。このように、自然資本に意識を向けた経営が進められています。
資生堂の透明性と報告
資生堂はその取り組みを広く伝えるために、様々なレポートを発表しています。その中には、「資生堂 気候/自然関連財務情報開示レポート」に詳細が記載されており、透明性の観点からも企業活動の信頼性を高めています。
結論
資生堂の持続可能性へ向けた積極的な取り組みは、今後のビジネスにおいても大きな影響を及ぼすことでしょう。環境への責任を果たしながら、「美」の価値を持続可能な形で提供し続ける姿勢は、他の企業にとっても良いお手本となっているのではないでしょうか。持続可能な未来への道を切り開く資生堂の姿勢には期待が寄せられます。