上野通明の贈り物
2025-07-12 14:42:13

上野通明が贈る5弦チェロとピアノの饗宴 - 北とぴあ音楽祭開幕

上野通明が贈る5弦チェロとピアノの饗宴



2025年10月10日、北区の北とぴあさくらホールで、若手チェロ奏者の上野通明とクラシックピアニスト小林道夫が特別なデュオ・リサイタルを開催します。この公演は、北とぴあ国際音楽祭2025のオープニングイベントとして位置づけられており、期待が高まっています。

上野通明 – 若き天才の登場



上野通明は、伝統的な文化の中で新しい風を吹き込む才能を持った若手アーティストです。2021年度のジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門で日本人初の優勝を果たし、その後も様々な国際コンクールで数々の賞を受賞しています。大きな注目を集める彼が、今回のリサイタルで使用するのは、1730年製のストラディバリウスと、特別に改修された5弦チェロです。

5弦チェロは、4弦チェロに比べて多くの音域をカバーできる楽器です。上野は、この楽器の魅力を存分に引き出すために、選曲をバッチリと考えました。彼の演奏を通じて、バッハ、シューベルト、ブラームスの名曲を新たな視点で楽しむことができます。特に、バッハの《無伴奏チェロ組曲》第6番は、5弦チェロのために最適な作品とされています。

名匠小林道夫との共演



共演者の小林道夫は、大変著名なピアニストおよびチェンバロ奏者です。彼はバッハやシューベルトをはじめ、日本での古楽アプローチの先駆者として知られています。小林は、バッハの演奏ではチェンバロを、シューベルトとブラームスでは19世紀のフォルテピアノを手によって、繊細な表現力を引き出します。特に、ブラームスの「雨の歌」と題されたヴァイオリン・ソナタは、上野のチェロとはまさに運命的なコラボレーションを生み出すことでしょう。

プログラムの内容



  • - J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
  • - シューベルト: アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
  • - J.S.バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番 ト短調 BWV1029
  • - ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」

この素晴らしいプログラムは、聴衆に深い感銘を与えること間違いありません。

チケット情報



チケットはカンフェティを通じて販売中で、一般は4500円、25歳以下は2000円という設定です。チケットには座席指定があり、未就学の子供の入場は不可となっております。参加を希望する方は、ぜひ早めにチケットをお求めください。

公式ホームページおよびチケット購入サイトは、こちらからアクセスできます

結論



若手チェロ奏者上野通明と名匠小林道夫の共演による5弦チェロ・リサイタルは、聴き応えのある楽曲が揃い、クラシックファンには是非見逃せない機会と言えるでしょう。北とぴあ音楽祭2025の始まりを彼らの音楽で祝福し、心に響くひとときを体験してみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 音楽祭 上野通明 小林道夫

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。