#デザインコンテスト #髙島織物 #新作帯

髙島織物110周年記念 新作帯発表会のご案内

髙島織物が2023年9月22日（月）から、東京、京都、広島、福岡の4会場で新作帯の発表会を開催します。このイベントは、創業110周年を祝う特別な機会でもあり、伝統の技と現代の感性を融合させた新しい作品が紹介される見逃せない内容となっています。

髙島織物デザインコンテスト受賞作品の紹介

特に注目すべきは、「第1回髙島織物デザインコンテスト」の受賞作品発表です。334名の応募者の中から選ばれたグランプリ作品は、一条咲さんの「微睡みの春」。この作品は、春の柔らかな陽光を感じさせるようなデザインで、色鮮やかな葉や花が描かれ、水面に映る桜の波紋を美しく表現しています。さらに、銀の蝶をあしらうことで華やかさを加えています。

新作帯の魅力

発表会では、新作帯も取り扱いがあり、特に「研ぎ出し螺鈿」技法が注目されています。この技法では、和紙の上に樹脂で絵を描いた後、漆や金銀箔を重ねて研磨するため、個性的で一点物の仕上がりとなります。また、青銅箔袋帯は、ローマ時代に作られたガラスの美しさを再現したもので、その透明感と美しさが帯に織り込まれています。さらに、「経錦」は色鮮やかな糸を駆使して織り出される、日本の伝統的な織物です。これらの新作帯は、着る人の美しさを引き立てる力を持っています。

キモノグラースの新作発表会も同時開催

髙島織物の新作発表会と合わせて、毎年注目されるキモノグラースの新作発表も行われます。ここでは、過去の商品が展示され、来場者にその魅力を伝えます。これにより、伝統的な帯の風合いだけでなく、現代のファッションとしての可能性も探求する機会となるでしょう。

各会場の詳細

• - 東京会場

会期：9月22日（月）～24日（水）
会場：UltraSuperNew Gallery Tokyo
アクセス：JR原宿駅から徒歩9分
(9月22日にはデザインコンテストの受賞式も行われます)

• - 京都会場

会期：11月3日（月・祝）～5日（水）
会場：髙島織物百代織染館
アクセス：京都駅から車で25分

• - 広島会場

会期：12月20日（土）～22日（月）
会場：合人社ウェンディひと・まちプラザ北棟4階ギャラリー
アクセス：袋町電停から徒歩3分

• - 福岡会場

会期：1月23日（金）～25日（日）
場所：未定

各会場の開催時間は10:00～17:00で、入場は無料です。ぜひこの機会に、髙島織物の新作帯や受賞作品を直接ご覧ください。自分だけの素敵な帯との出会いが待っています。

髙島織物について

髙島織物は、大正4年（1915年）に西陣で設立された帯メーカーです。伝統的な技術と心を大切にしたものづくりを行い、古典美を基盤にしつつも、現代的な感性を取り入れた「着る人を彩る」帯を目指しています。その根強いブランド力と技術は、今後も多くの人々に感動を与え続けるでしょう。

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