石巻工房が新作を披露！持続可能なデザインの魅力とは

石巻工房の魅力を発見！

石巻工房が「インテリアライフスタイル2025」に出展し、新たなデザインコンセプトを提案します。特に注目なのは、昨年の展示会で発表されたカリモク家具との提携による新しいラインナップ「Maker Pack」と、石巻の職人による「The Originals」シリーズです。今年の展示ではこれらの新商品が一堂に会し、訪れる人々の関心を集めています。

旧から新へ：Maker Packの進化

「Maker Pack」は、持続可能なデザインを基にした製品で、昨年登場しましたが、今年も進化を遂げて展示されます。このラインは、環境負荷を抑えるために、広葉樹を利用したギャザード・ラミネーティッド・ティンバー（GLT）が採用されています。これにより、カーボンフットプリントの削減にも寄与しています。新たな商品群には、海外デザイナーによるスツールやラウンドテーブル、ハンガーラックなど多彩なアイテムが加わります。

さまざまなコラボレーション

展示会の注目の一つは、石巻工房と異業種ブランドとのコラボレーションです。特に注目されるのは、奈良の靴下ブランドROTOTOとの共同制作の「ROTOTO AA STOOL」や、徳島の藍染ブランドBUAISOUとの「ISHINOMAKI KID STOOL」。これらのコラボ製品は、それぞれの地域の伝統や文化を感じさせます。また、世界中の「Made in Local」パートナーとのつながりを活かした家具作りも進められており、その輪は広がっています。

アウトドアスタイルの新提案

「The Originals」シリーズでは、特に注目したいのが新作のアウトドア用ソファ「KOBO SOFA」です。このソファは、かつて石巻の高校生たちと共同で制作した名物ベンチの精神を受け継ぎ、さまざまな組み合わせが可能なシステムデザインです。ソファ専用のコーナーテーブルも加わり、より多機能性を持つアウトドアリビング空間が実現します。

デザインの背後にいる人々

展示品のデザインを手掛けるのは、著名なデザイナーたちです。芦沢啓治氏は、石巻工房のファウンダーであり、「正直なデザイン」をモットーに国内外の多くのプロジェクトに携わっています。また、Philippe MalouinやBIG-GAME、TAFなど、多様なスタイルとアプローチを持つデザイナーたちがコラボし、個性豊かな商品が登場します。