江戸時代創業の天然素材を使った組紐の専門店が京都にオープン！

江戸時代創業の道明が京都に新たな店舗をオープン

2025年10月23日、株式会社道明が関西初となる京都店を開店します。江戸時代から続くこの老舗は、ここで歴史と文化が息づく組紐の魅力を広めます。京都店では、100年以上の歴史を持つ京町屋を改装し、元の姿を目指してリノベーションされました。中央には中庭があり、周辺には伝統的な繊維関連の店舗が立ち並ぶエリアに位置しています。また、京都駅や四条烏丸からのアクセスも便利です。

有職組紐道明の魅力

道明は「有職組紐」を専門とし、特に色名の冠組や段染めの美しい帯締めが特徴です。京都店では、東京上野の本店と同様に、常時500種類以上の帯締めを取り扱います。どれも職人の卓越した技術が光り、厳選された素材が使用されています。中でも特に注目の品々は、伝統的な技法を駆使した特殊なデザインのもの。これにより、日本の文化の深さを感じることができるでしょう。

さらに、店内の奥には2015年からスタートした洋装部門「DOMYO」のブースも設置され、革と組紐を融合したおしゃれなベルトシリーズやアクセサリーを購入することができます。日本の伝統だけでなく、現代のファッションにもマッチするアイテムが揃っています。

組紐体験の楽しさを知る

また、京都店では「Kumihimo Experience by DOMYO」という組紐体験施設も併設されています。これにより、多くの来店者が、組紐を作る楽しみを体感できる素晴らしいプランを用意しています。この体験は東京神楽坂でも人気を博しており、職人が使う本格的な道具や絹糸を使用して、自らの手で組紐を作ることができます。

体験以外にも、ミュージアムスペースでは伝統的な組紐の歴史を展示し、さらに日本の文化を深く理解することができます。訪日観光客にも対応しており、英語や中国語での案内も可能です。