鹿肉料理試食会
2025-10-07 21:34:23

菰野町のジビエ特産品化を目指す鹿肉料理試食研修会の成果

菰野町のジビエ特産品化を目指す鹿肉料理試食研修会



この度、三重県菰野町にて、農作物に害を与える野生の鹿を食資源として活用し、その鹿肉を特産品として推進するための「鹿肉料理試食研修会」が開催されました。本イベントは、2023年10月7日に「ホテル湯の本」の広間で実施され、地域の農林被害軽減や観光産業の活性化を目的としています。

この会は、料理研究三重庖友会が主催し、24名の料理人が集まりました。彼らは、菰野町産の鹿肉を用いて創作した様々な料理を披露しました。これにより、ジビエの資源化が進むと共に、地元産の鹿肉の魅力を広める機会となりました。

みえジビエとは?


「みえジビエ」とは、三重県で管理された野生の鹿肉であり、フードシステムの衛生・品質管理マニュアルに従って安全に取り扱われています。このシステムに登録された事業者が、捕獲から調理までのすべての過程において、高い品質を保持することが求められます。これにより、消費者は安心して美味しい鹿肉を楽しむことができるのです。

料理人たちの工夫と技術


当日、出展された料理は、技術面や味わいに加え、創意工夫に満ちたものばかりでした。様々な調理法が試みられ、鹿肉の新たな楽しみ方が探求されました。その中で、特に優れたと評価された料理は、以下の三品です。

  • - 武藤健一 氏(寿亭):糠漬け
  • - 武田重基 氏(プラトンホテル):燻製
  • - 横田幹利 氏(グリーンホテル):鹿肉の朴葉味噌漬け無花果味噌

これらの料理は、テイスティングと審査を経て選出され、会場には菰野町長、商工会長、三重県議会議長なども参加し、その味を絶賛していました。

未来に向けた取り組み


菰野町と料理研究三重庖友会は今後も、地域資源を最大限に活用し、鹿肉の特産品化とジビエのさらなる有効活用に向け取り組んでいく意向を示しています。このような地域の努力により、農林被害の軽減だけでなく、観光資源としての地域活性化にも大きく寄与することが期待されています。

菰野町のジビエプロジェクトは、地域の特産物を新たな形で形成し、地元の食文化を発展させることに貢献しています。皆様もぜひ、この地域の特産品の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ先】
菰野町役場観光産業課 観光商工推進室(059-391-1129)


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