2025-26シーズン 開幕のホームゲーム振り返り
2025年10月11日(土)、B.LEAGUE 2025-26シーズンが幕を開き、ライジングゼファー福岡が福島ファイヤーボンズと対戦しました。期待が高まる中開催されたこの試合は、惜しくも福岡が72-78で敗北を喫する結果となりました。
試合の流れ
前半の展開
試合が始まると、福岡は#34アギラールのダンクシュートで先制点を獲得し、会場のファンを沸かせます。前節から復帰した#28井手選手も力強いプレーを見せ、タフな一投を決めるなど、新加入の選手たちも存在感を示しました。
しかし、その後はファウルが重なり、リズムを崩してしまいました。特に福島の堅実なシュートに対抗できず、3点ビハインドで第2クォーターを迎えることになります。第2クォーターでは、#24バーレルの安定したプレーと#5リードの多彩な得点パターンが光り、前半だけで14得点をマークしました。しかし、福島も高確率で得点を重ね、接戦となりました。
後半の攻防
第3クォーターに入ると、両チームの守備が激化し得点が重苦しいものに。その中でリードが着実に得点を重ね、4点のリードを持って最終クォーターへ。しかし、第4クォーターでは福島に連続で3Pシュートを決められ、逆転を許してしまいます。再びバーレルのダンクで流れを引き戻すも、終盤の失点が響き、勝利を逃しました。
全体を通して、福岡はセカンドチャンスポイントの獲得に苦慮し、個人としてはリード選手が24得点をマークするも、チームとしての連携不足が敗因となりました。
選手とコーチのコメント
福島雅人HC
「良い環境を整えていただき、多くのファンの皆さんにお越しいただきました。しかし、ターンオーバーや試合の終盤でのプレーが不足していました。リバウンドとトランジションの対応も課題がありますので、この点の改善が必要です。」
青木龍史選手
「ホーム開幕戦で多くのファンが来てくださり勝ちたかったです。特に第4クォーターでのパフォーマンスが必要でした。もっと流れを作り、重要な場面でのプレー向上を目指したい。」
寒竹隼人選手
「ホーム開幕戦ということで、チーム全体が気合を入れて臨みました。勝負どころでの経験不足を実感しましたが、今後の成長に繋げたいです。ポテンシャルを信じて、自信を持ってプレーしたい。」
まとめ
今回の試合は、ライジングゼファー福岡の新シーズンの幕開けを告げるも、逆転を許してしまった悔しい試合となりました。選手たちの今後の成長が期待される中、さらなる改善が求められます。ファンの皆さんとの繋がりを大切にし、次回の試合に向けて一層の奮闘を期待しましょう。