オカムラ食品工業が厚生労働大臣表彰を受賞!
青森県青森市に拠点を持つ株式会社オカムラ食品工業は、令和7年度の食品衛生事業功労者として厚生労働大臣表彰を受けたことが発表されました。特に評価されたのは、青森市にある同社の第二工場が食品衛生優良施設として選ばれた点です。この表彰を受け、オカムラ食品工業は今後のさらなる品質向上に向けた取り組みを強化する意向を示しています。
養殖から加工までの垂直統合型ビジネス
オカムラ食品工業は1971年の創業以来、水産加工品製造を行っており、現在はサーモンを中心とした養殖から、その加工・卸売までを手がけています。この一貫したビジネスモデルにより、高品質な製品を安定的に市場に供給しています。
特に、第二工場では、祖業であるいくらや筋子の魚卵加工販売が行われており、その製品は多くの消費者に愛されています。受賞の背景には、同工場が徹底した衛生管理体制を維持しているという強みがあります。
優れた衛生管理体制
食品の製造工程は多岐にわたりますが、特にオカムラ食品工業の第二工場では、いくつかの工程が従業員の手作業で行われています。このため、基本的な衛生作業手順や工程管理が非常に重要です。品質管理部の部長、後藤和人氏は「安全・安心な製品の提供に向けて、食品安全マネジメントシステムを確実に運用しています」と語ります。
また、工場で働く従業員に対しては、衛生管理に関する周知・教育・訓練が継続的に実施されており、その結果、高いレベルの衛生管理体制が維持されています。
食品衛生事業功労者厚生労働大臣表彰とは
この表彰は、食品衛生の普及に貢献した個人や施設を顕彰するものであり、年に一度、厚生労働省によって行われます。全国から選ばれた功労者160名および優良施設88拠点が受賞の対象となり、10月16日に東京都日本橋明治座で表彰式が開催されました。
今後の展望
オカムラ食品工業は、この賞を契機にさらなる技術革新や衛生管理体制の向上を目指します。消費者にとって安心・安全な製品を提供し続けるために、日々の取り組みを大切にしていくとの姿勢を示しています。いくらや筋子など、これからも美味しさと安全性を兼ね備えた製品を届けていくことでしょう。
会社概要
- - 名称:株式会社オカムラ食品工業(東証スタンダード・証券コード2938)
- - 創業:1971年8月
- - 代表者:岡村恒一(代表取締役社長兼CEO)
- - 所在地:青森県青森市八重田1-6-11
- - 企業サイト:オカムラ食品工業
これからもオカムラ食品工業の活躍から目が離せません。