EVH®︎が手掛けた新デジタルアンプの魅力
フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーションから、EVH®︎の新製品が登場しました。それが、デジタルアンプ『5150III HYPERSONIC™ 6L6 1x12』です。この新しいコンボアンプは、エレキギターのプレイヤーにとって夢のような製品で、自宅での録音からステージのパフォーマンスまで、幅広い用途に対応しています。
本物のEVHサウンドの再現
『5150III HYPERSONIC 6L6 1x12』は、伝説的なEVH 5150IIIチューブアンプのトーンを忠実に再現することにフォーカスしたモデルです。先進的なデジタル処理を活用し、リアルなチューブアンプのパワーや明瞭さ、ダイナミックなレスポンスを実現。さらに、これまでの重さやメンテナンスの課題を解消しつつ、持ち運びやすくなっています。オーディオサウンドといえば、EVHブランドならではのパワフルなトーンと音量を蘇らせ、プレイヤーの期待に応えます。
このアンプの魅力はその軽さと実用性にあります。最近のホームスタジオや移動を伴うライブ活動のニーズに応えるべく、クリーントーンからハイゲインまで柔軟に切り替えられるサウンドが求められています。『5150III HYPERSONIC』は、エディ・ヴァン・ヘイレンの革新性を受け継いでおり、デジタルテクノロジーの結晶として位置付けられています。
魅力的な機能とデザイン
ジョン・ロマノウスキー氏(EVH製品責任者)が「本モデルは次世代のEVHアンプです」と語るように、このアンプはさまざまな新機能を搭載しています。チャンネル1とチャンネル2には、同軸式のGAIN、EQ、VOLUMEコントロールがあり、細やかな音作りが可能です。それぞれのチャンネルには独立したノイズゲートが搭載され、パフォーマンス中にノイズを抑えることができます。
チャンネル3はシングルノブコントロールとノイズゲートを備えており、演奏の際もスムーズに音の切り替えができます。また、アップデートされたフットスイッチにより、リバーブやエフェクトループの切り替えが演奏中に可能になりました。さらに、パワーセレクターはフルパワーに加え、5段階のレベルアッテネートが選択可能であり、すべての音量で理想的なトーンが得られます。
本格派ギタリストにも最適
このアンプはスタジオだけでなく、ライブの用途にも最適で、インパルスレスポンス(IR)キャビネットシミュレーションが内蔵されたバランスXLRラインアウトを装備しています。これにより、ミキサーに直接スタジオクオリティのトーンを出力できるほか、ミュートスイッチによって、静かな録音環境や無音でのステージモニタリングにも対応しています。
重さは約17.7kg(39ポンド)と軽量設計で、サウンドクオリティを損なうことなく、可搬性が向上しています。そして、外観はクラシックなブラックと上品なアイボリーの2色から選べ、どんなスタイルのギタリストに似合うデザインです。
ギタリストによる実演動画も公開中
この新製品の発表を記念して、ロサンゼルスで活動するギタリスト、フランキー・リンディアが『EVH 5150III Hypersonic 6L6 1x12』のサウンドポテンシャルを披露する動画が公開されています(動画は
こちら)。実際の音を聞いて、自分のスタイルに合ったサウンドを見つけてみてはいかがでしょうか。
『5150III HypersonIC 6L6 1x12』は、2025年12月4日から受注を開始し、2026年秋にはお届け予定です。気になる方は、ぜひEVH正規取扱店をチェックしてみてください。音楽の新たな次元への扉を開く、まさに期待の製品です。