上田まりえの新たな一歩『だんだん』
上田まりえさんが2025年8月18日(月)に2枚目のデジタルシングルをリリースしました。この楽曲『だんだん』は、彼女のルーツとなる鳥取県をテーマにし、故郷への深い愛情を詰め込んだ作品です。インディーズレーベルSimul Recordsから発表された本作は、Apple MusicやSpotifyなど、世界185か国以上で配信されています。
制作の背景
『だんだん』の制作は、今年7月に行われた「YOKAI MUSIC FES 2025」への出演依頼がきっかけでスタートしました。上田さん自身が手がけた歌詞には、18歳まで過ごした故郷の思い出が色濃く反映されています。彼女は「歳を重ねるごとに記憶は薄れていくが、年々故郷への愛が深くなっている」と語り、その感情が歌詞に表れています。
作曲・編曲を担当するのは、数々の地元ソングを手がけてきたシンガーソングライターの石田洋介氏です。彼のメロディーは心にじんわりと染み込み、世代を超えて共感を呼び起こします。
タイトルの意味
楽曲のタイトル『だんだん』は、「少しずつ」や「ゆっくり」という意味を持つ副詞でもあり、山陰地方の方言で「ありがとう」を表す言葉でもあります。上田さんはこのダブルミーニングを用いて、故郷への感謝の気持ちを込めました。彼女の心に故郷を持つ人々に向けて、この曲が響くことを願っています。
ジャケット写真の魅力
また、ジャケットのデザインや撮影も上田さん自身が手がけています。夕暮れの弓ヶ浜の海や大山の美しい空を捉えたビジュアルは、楽曲のテーマを巧みに表現しています。このアートワークは、聴く人に故郷の風景を思い起こさせ、より深い感情を呼び覚ますことでしょう。
アーティストコメント
上田さんは、「大学進学を機に18歳で上京し、20年が経ちました。故郷にいた頃よりも、離れてからの方が長くなりました。だんだん時間は経ち、記憶は薄れるけれど、故郷への愛情は年々深まっています」とコメントしています。彼女にとって、故郷は特別な存在であり、今回の楽曲制作もその感謝の気持ちを形にしたものです。上田さんは、「鳥取、山陰のみなさんにはもちろん、故郷を持つすべての人に届けたい」と熱い思いを込めています。
クレジット
作詞:上田まりえ
作曲・編曲・ギター:石田洋介
ボーカルディレクション:柳亜依
レコーディングエンジニア:スズキ レイト
*
Special Thanks : NAYUTAS 渋谷校
レーベル情報
この楽曲は、東京都渋谷区に位置するSimul Records(株式会社AMS DESIGN OFFICE)からリリースされました。音楽制作やアーティストマネジメント、映像制作を手がける同社の今後にも注目です。
『だんだん』は、聴く人々に故郷の美しさや大切さを再認識させてくれる一曲です。ぜひ、あなたの思い出の場所を想像しながら、聴いてみてください。