北欧とドイツのモダンデザインが交錯する特別展示へようこそ!
2025年の10月3日から5日までの3日間、東京で「Chickadee&HOME Vintage Exhibition」が開催されます。この特別展示は、北欧・ドイツモダンデザイン黄金期に焦点を当て、ヴィンテージの魅力を一堂に集めたイベントです。
デザインミュージアム「Numata (DESIGN+ART) Museum」
この展示は、宮城県に誕生した話題のデザインミュージアム「Numata (DESIGN+ART) Museum」でも行われます。ここは、単に作品を展示するだけでなく、建築・インテリア・アートが一体となった体験型の素晴らしい空間です。入場者は、五感で作品の背後にあるデザインの思想や職人の技術を体感することができます。加えて、ここは国内外のデザインファンが集まるインスピレーショナルな拠点としても注目を浴びています。
モダンデザインの巨匠たち
本展では、バウハウスの思想を受け継ぎ、1930~1950年代に活躍した北欧・ドイツのデザインの巨匠たちの作品が展示されます。たとえば、デイター・ラムスやハンス・J・ウェグナーなど、彼らの家具や生活雑貨は、機能美と美術が融合した傑作です。この時代のデザインは「Form follows function(形態は機能に従う)」や「Less is more(少ないことは豊かである)」という名言に象徴され、今日においても多くの人々に愛されています。
展示される作品には、フィン・ユールやアルヴァ・アアルトのデザインなど、時代を超を代表する家具が名を連ねています。それぞれの作品は、機能性とともに温かみある手仕事の感触を持つ、ただのアイテムではなくアートピースです。
現代作家たちの新たな視点
さらに、展示では国内外の現代作家の作品も紹介されます。たとえば、竹工芸の安部仁美やガラス作家の新田佳子の作品が登場し、伝統技術と現代感覚が融合した新しいアプローチを体現しています。安部のクリエイションは、実用性とアートを兼ね備えた美しさを持ち、新田のガラス作品は、自然界の光の美しさを巧みに閉じ込めた作品です。
これらの現代作家の作品は、モダンデザインが大切にしていた理念を受け継ぎながら新たな解釈を加え、時間を超えたデザインの魅力を再発見させてくれます。巨匠たちの作品と現代アーティストのクリエイションが一堂に展示されることで、デザインの歴史と未来の可能性が見事に交錯する空間が誕生します。
特別展示の概要
この特別な展示を通じて、訪れる皆様には「機能美」と「もうひとつの自然」を感じていただきたいと思います。日常生活の美しさを思い起こさせるインスピレーションを持ち帰っていただけることを願っています。
開催スケジュール
- - 10月3日(金) 13:00 - 18:00(オープニングレセプション)
- - 10月4日(土) 11:00 - 18:00
- - 10月5日(日) 11:00 - 16:00
開催場所
- - 会場1:ESCAPERS AN OTHER WORLD(OBJECT)
- - 会場2:Moon Creative Lab Inc.(FURNITURE/OBJECT)
この特別な3日間をお見逃しなく!北欧とドイツの美しいデザインの数々を直接体感し、新たなインスピレーションを得るチャンスです。