シェアシマ、革新的な新システムを発表
長野県長野市に拠点を置くICS-net株式会社が運営する『シェアシマ』は、食品OEM(相手先ブランド製造)およびプライベートブランド商品開発のための新しいシステムをリリースしました。この新システムは、食品業界におけるデジタル化を促進し、企業間のマッチングを効率化することを目的としています。近年の食品業界は、リソース不足やコスト削減、リスク管理といった課題に直面しており、OEMやPB商品開発の需要が高まっています。シェアシマは、これらのニーズに応えるために新たな機能を追加しました。
新システムの主な特徴
1. より早く最適な受託工場を見つける
企業が開発したい商品のイメージや仕様をシェアシマに掲載することで、会員企業からの提案が受けられるようになります。これにより、企業は自社の要望に合った受託工場を短期間で見つけることが可能になります。
2. 受託企業の参加促進
新システムでは、企業が新たに開発したい商品の案件に対して、受託可能な企業がより積極的に参画できるようになりました。双方向のニーズが可視化されることで、これまでにないマッチングの機会が生まれ、プロジェクトの開発スピードを大幅に向上させます。
3. 多様な原料提案の実現
最適な製品開発には適切な原料の選定が不可欠です。シェアシマは、さまざまなニーズに応じた原料の提案が受けられるよう改善され、ユーザーにとってより豊富な選択肢を提供します。
この新しいシステムの導入により、OEM・PB商品の開発コストと時間を著しく削減できることが期待されます。また、シェアシマの専門スタッフが工場探索から商品化までの全プロセスを効率的にサポート。在籍するスタッフは多くのOEM・PB商品開発を手掛けており、秘密保持も徹底しているため、安心して利用することができます。
シェアシマとは?
シェアシマの名称は「その原料シェアしませんか?」に由来し、食品開発を支援するためのWebプラットフォームとして設計されています。原料サプライヤーとバイヤーが集うオンラインサービスでスタートし、現在は商品開発に役立つ情報提供や、製造を希望する企業と工場のマッチングを行っています。
また、シェアシマセミナーやOEMマッチング、データベースの提供、さらには未利用原料のアップサイクルにも取り組んでいます。会員数も5,000名を超え、業界の課題解決に貢献するための情報発信を続けています。
会社概要
シェアシマを運営するICS-net株式会社は、2017年に設立され、食品業界のデジタル化を推進する様々な事業を展開しています。本社所在地は長野県長野市南石堂町1972で、代表取締役は小池祥悟氏です。今後もシェアシマが業界の変革をもたらし、効率的で持続可能な開発を促進することが期待されます。
詳しくは、公式サイト(
シェアシマ)をご覧ください。