注目の食のイノベーション！第7回K,D,C,,, Food Challengeの結果発表

食のイノベーションが集結！第7回K,D,C,,, Food Challenge

2025年2月27日、東京都で開催された第7回「K,D,C,,, Food Challenge」。過去最多となる27組がエントリーし、食業界の新たな挑戦が数多く見られました。今回のコンテストには、食品サブスクリプションサービスを手掛けるオイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fundが共催し、オレンジページ、CAMPFIRE、JR東日本、STUDIO HOLIDAYといった企業が協力して実現しました。

参加企業の多彩なプロダクト

今回のコンテストでは、ドッグフードや災害食、さらには知育菓子といった多岐にわたるプロダクトがエントリー。特に興味深かったのは、すでに販売中の商材が新たな販路開拓を目指して参加した点です。発表された各プロダクトは非常に高いクオリティが求められており、審査に進んだ9社は、それぞれ独自の視点から選ばれました。

白熱した最終審査の様子

最終審査では、参加者が自らの製品をプレゼンテーションし、試食を行った後に、審査企業が「興味あり」または「協業したい」の札を挙げるマッチング方式で進行されました。審査員たちは、プレゼンテーションの背景にあるストーリーや社会貢献の観点を重視しており、単に「おいしさ」に留まらない深い議論が交わされました。

栄えあるグランプリは日本草木研究所

厳しい審査を経て、グランプリに輝いたのは「日本草木研究所」。日本独自のスパイスやハーブを利用した製品化が評価され、特に社会貢献の面でも高い評価を受けました。同社は、地域の林業支援をも視野に入れたビジネスモデルを構築しています。また、準グランプリには「Coloridoh Inc.」のアレルゲン＆グルテンフリーのクッキー生地が選ばれ、参加者間のコミュニケーション促進に寄与する設計が称賛されました。

懇親会でビジネスチャンスを広げる

競技後に行われた懇親会では、審査企業とのネットワーキングが行われ、参加者は貴重なフィードバックや今後のビジネスチャンスを見つける機会としました。このような交流は、参加者にとって重要な次のステップを考えるきっかけとなります。さらに、今回の審査会はリアルタイムでオンライン配信され、その視聴者数は過去最大を記録しました。

まとめ

K,D,C,,, Food Challengeは、単なるコンテストを超え、食の未来に対する新たな挑戦の場となってきました。参加者たちは、それぞれの理念をもとにプロダクトを開発し、多様な視点から食業界の革新へと導いています。来年もこのイベントの進化が楽しみです。

最終審査のアーカイブ動画はこちらから

これからも、食に関するイノベーションから目が離せません。