厚岸町の新しい地場産品『オイスターチャウダー』が登場
北海道の厳しい自然が育んだ海と山の幸、牡蠣と牛乳を贅沢に使用した『オイスターチャウダー』のパッケージデザインが、この春新たに世に送り出されます。厚岸町とレッドホースコーポレーション株式会社の共同プロジェクトにより開発されたこの商品は、昨年末から行われたパッケージデザイン公募を経て、最優秀なデザインが選出されました。
最優秀デザインを手掛けたのは青木志保さん
公募には全国から多くの応募があり、最終的には12作品が審査の対象となりました。厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは札幌市に住む会社員の青木志保さんが手掛けたデザインです。青木さんは自身が描いた牡蠣と牛のイラストを巧みに取り入れ、牛の模様の中に厚岸町の地図を組み込むことで、「海のミルク」と「山のミルク」の融合を表現しました。
青木さんは受賞のコメントで、「私のデザインが選ばれて光栄です。オイスターチャウダーの温かみを感じられるようなパッケージを目指しました」と話しています。
商品化と販売の展望
『オイスターチャウダー』は、本年春には厚岸町のふるさと納税返礼品として登録されるほか、町内および周辺の販売所やECサイトでも販売が予定されています。つまり、より多くの人々にこの特産品を楽しんでもらうチャンスが広がるのです。
レッドホースコーポレーションでは、青木さんのデザインをベースに、さらに商品画像や必要な要素を加え、魅力的なパッケージの完成を目指しています。
審査員の熱い評価
審査員として参加した大谷拓執行役員は、青木さんのデザインについて「全体的に柔らかい色合いでまとめられており、牡蠣と牛乳のクリーミーさがよく表現されている。厚岸町産の素材をしっかりとデザインに生かしている点が高く評価できる」とコメントしました。
地域創生に向けて
レッドホースコーポレーションは2016年度から厚岸町のふるさと納税事業を支援しており、今回の新商品開発も地域の特産品をより多くの人に認知してもらうことを目的としています。厚岸町は牡蠣の名産地ですが、それに付随する加工品は少なく、地域のさらなる認知度向上が期待されています。
コラボレーションから生まれたこの『オイスターチャウダー』は、町の魅力をより引き立てる重要な一品となるでしょう。厚岸町をご訪問の際や、ふるさと納税を通じてぜひ味わってみてください。