アイルランドの味を未来へ
2025-03-17 11:17:10

アイルランド産ビーフ&ラム、FOODEX JAPAN 2025に向けた未来を見据えたセミナー開催

アイルランドの美味しいビーフとラムが注目されています。特に、2025年に東京で開催される「FOODEX JAPAN」に向けて、アイルランド政府食糧庁(Bord Bia)は先日、業界関係者向けのセミナーを開催しました。このセミナーは、アイルランド産の高品質なグラスフェッド・ビーフとラムの魅力を日本市場に伝えるための重要なステップと位置づけられています。

セミナーは、駐日アイルランド大使館にて開催され、ボード・ビア東京のマーケット・スペシャリスト、バリフ香蓮氏が主催しました。彼女は、世界の食肉市場に影響を与えるトレンドや状況の変化について解説し、アイルランド産ビーフとラムの差別化に向けた戦略を示しました。具体的には、EUとの連携を強化しながら、アイルランドの自然との共生を重視したメッセージを発信することが鍵であると述べました。

特に重要だったのは、グラスフェッド・ビーフのマーケティングと輸入品の地域化に精通した専門家を迎えたことです。Saito Farmの斎藤糧三氏は、日本市場におけるグラスフェッド・ビーフの先駆者として、実際の経験を共有しました。斎藤氏は、消費者のニーズや意識に基づいて、アイルランドの自然放牧農法がどのように持続可能で安心できる食材を届けるのかを語りかけました。

また、株式会社SIJIHIVEの下岡聡子氏は、ブランディングとマーケティングにおけるローカライゼーションの重要性を強調しました。日本市場特有の文化に適したコミュニケーションの技術を駆使して、「ヨーロピアン ビーフ&ラム from アイルランド」を他の産地と区別し、消費者に響くようにポジショニングする方法を示しました。特に、食材の良さを正確に伝えることが、マーケティングの成功につながることを伝えました。

セミナーの最後には、参加者同士のネットワーキング・レセプションが行われ、アイルランドと日本の業界関係者が集まり、今後のビジネスチャンスを探る貴重な時間となりました。新たな繋がりが生まれ、さらなる発展が期待できる場であったことは間違いありません。

FOODEX JAPAN 2025に向けて、アイルランド産ビーフとラムの魅力を広めるための計画が進行しています。アイルランドの食文化とその背景にある「自然との共生」の理念が、日本市場でどのように受け入れられるのか、今後の動きが注目です。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: FOODEX JAPAN アイルランド産ビーフ グラスフェッド・ラム

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。