2025年度バンフーデザインコンテスト受賞作品の魅力を発表
今年度のバンフーデザインコンテストが、6,663点以上の応募から厳正なる審査を経て83作品を選出しました。このコンテストは、クリエイティブな才能を持つ学生やデザイナーが集まり、その独創性を発揮できる場として毎年開催されています。では、受賞作品の中から、特に注目したいクリエイターたちの作品をご紹介します。
第16回バンフー学生Tシャツデザインコンテスト
テーマは「音」。
昨年、最優秀賞に選ばれた浜野有沙さんの作品は、日常の音や音楽を耳に着けたウサギのキャラクターで表現しています。この作品は、人間と音の関係性が描かれており、見ているだけで心に響くものがあります。彼女は「私たちは常に音に囲まれて生きている」と語っており、その思いがデザインに色濃く反映されています。
次に、優秀賞を受賞した清野堅一朗さんは、「音を模様として捉える」という斬新なアプローチで、「oto」を並べたデザインを完成させています。観る人を驚かせる弾むようなデザインで、ピンボールの球が威力を持って躍動している様子を表しています。
第7回バンフー学生トートバッグデザインコンテスト
テーマは「宝物」。
青山音々さんの作品は、好きなことへの恋に落ちる瞬間を描いています。「宝物は感情そのものである」という彼女のメッセージが、見る人に深い感動を与えています。さらに、牧原あゆさんは毎日をテーマに、月の満ち欠けで「日々」を表現。日常を大切にすることが如何に重要かを感じさせてくれます。
また、大山沙羅さんの作品は、友人や家族、食べ物といった日常の宝物をそれぞれの形や文字で表現しています。見過ごしがちな瞬間にこそ、大切な宝物が潜んでいることを教えてくれます。
第16回バンフー年賀状デザインコンテスト
テーマは「新年のご挨拶」。
小野寺朝さんの最優秀賞作品は、ユニークな馬を描いた年賀状デザインで、伝統的なスタイルとは一線を画しています。幻想的な絵本の1ページのような仕上がりには、受け取る側に新たな驚きを与える工夫が見られます。
垣内武さんの作品は、一見すると富士山と朝日ですが、実は馬をモチーフにした美しいデザイン。新年の期待を込めた素敵な作品です。
クリエイティビティの未来を担う学生たち
バンフーデザインコンテストは、学生たちに創造性を発揮できる貴重な場を提供しています。受賞作品は、バンフー飯田橋店やオンラインショップで販売される予定で、一般の人々が彼らの作品を身近に感じる機会にもなります。このコンテストを通じて、多くの若き才能が世に出て、その刺激的なデザインの数々が私たちの生活を豊かにしてくれることでしょう。
次回のコンテストも期待が高まります!詳細はバンフーの公式サイトやSNSでチェックしてみてください。