インバウンド支援実験
2025-04-28 12:00:21

セブン-イレブンとPaykeが共創!インバウンド支援アプリ初の実証実験開始

セブン-イレブンとPaykeが新たな時代を切り開く!



株式会社Paykeが、全国展開を持つセブン-イレブン・ジャパンと共に、インバウンド消費の実態を明らかにするための実証実験を開始しました。これは、訪日外国人の来店促進を図るだけでなく、セブン-イレブン自身のオリジナル商品の多言語化対応を進めることを主な目的としています。

インバウンド消費の現状



日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2024年には訪日外国人の数が3,687万人に達すると予測されています。その消費額は8兆1395億円と過去最高を記録する見込みですが、依然として購買行動に関するデータが明確に把握されていないのが現状です。Paykeはこの課題にアプローチし、セブン-イレブンを通じてリテール業全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していきます。

実証実験の内容



この実証実験では、いくつかの重点取り組みを行います。まず、セブン-イレブンのオリジナル商品やプライベートブランド(PB)の情報を多言語に対応させ、インバウンド客が分かりやすくアクセスできる環境を整えます。言語の壁を越え、商品情報が明確に伝わることで、訪日客にも安心して買い物を楽しんでもらうことを目指します。

次に、スキャンデータを活用して、インバウンド客の購買傾向を解析します。国籍、年代、性別などの属性データを基に、リアルタイムで最も求められている商品やサービスを把握し、店舗運営における品揃え最適化に生かすことを検証します。

さらに、Paykeのアプリを活用し、旅の前段階からインバウンド客をセブン-イレブンの店舗へ誘導します。このプロセスで、訪日外国人客の購買行動を促進していく計画です。

Paykeの強み



Paykeはこれまでに約2,700万件のスキャンデータを蓄積してきました。そのリアルタイム性は決定的な要素であり、迅速な意思決定を支えます。また、高い利用率を誇り、特に韓国や台湾からの訪日客の約10%がアプリを活用しています。ユーザの90%が訪日前にアプリをダウンロードしているため、旅の前から効果的にリーチすることが可能です。

Paykeとはどんなアプリ?



Paykeは、訪日外国人向けに商品パッケージのバーコードをスキャンするだけで、商品の情報を7言語で表示できるアプリです。このアプリは単なる翻訳ツールにとどまらず、商品に関わる口コミや評価、魅力的な情報を自社データベースから提供し、より便利で楽しいショッピング体験をサポートします。また、クーポンの提供なども行い、ユーザーにとっての利便性向上を図っています。

対応言語は、繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・ベトナム語・英語・日本語と多岐にわたります。

結論



この効率的かつ多様な取り組みにより、Paykeとセブン-イレブンはインバウンド消費を後押しし、訪日外国人にとって快適なショッピングスタイルを提供するという新たなステージへと進むことでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。


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