食品ロス削減に向けた新たな一歩！「TABETE」のサービスがポプラで始動

食品ロス削減に新たな風、ポプラとTABETEの実証実験

2023年7月15日、ポプラの店舗において食品ロスを減らすためのフードシェアリングサービス「TABETE」の導入が始まりました。この取り組みは、コンビニストア「生活彩家」で行われ、東京と広島の2店舗にて実施されます。ポプラは、これまでにも地域密着型の取り組みを行ってきましたが、「TABETE」の実証実験はその一環として位置づけられています。

TABETEの概要

TABETEは、飲食店、パン屋、ケーキ店、さらにはスーパーマーケットなどで、まだ食べられるのに廃棄される危機にある食品を、ユーザーとマッチングするアプリです。現時点で、約120万人のユーザーがこのアプリを利用し、約3,200店舗が掲載されています。利用者は、お得に美味しい食品を購入しながら、社会貢献もできるというWIN-WINな仕組みが魅力です。

具体的な導入店舗

実際に「TABETE」が導入される店舗は以下の2つです：
1. 生活彩家ヒルトピア店
住所：東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトピア内（ヒルトン東京B1）
2. 生活彩家広島市役所店
住所：広島県広島市中区国泰寺町1丁目6-34

これらの店舗では、未使用の食材がレスキュー申請を通じて提供され、消費者がそれを購入することが可能です。レスキュー申請が承認されると、商品を低価格で購入でき、一部商品に限り承認されない場合もありますが、その際は全額返金される仕組みとなっています。

食品ロスを防ぐ意義

食品ロスとは、飲食店や家庭で不要になった食品のことを指し、年間数百万トン単位の廃棄が問題視されています。これに対し、TABETEは「フードシェアリングサービス」として、無駄を減らし収益を向上させる方法を提供。店舗側にとっても、売上を増やすチャンスを提供するこのプラットフォームは、持続可能な経済づくりを目指しています。

TABETE利用のメリット

「TABETE」を利用することで、消費者はお得に美味しい食品を手に入れ、同時に社会貢献ができる快適さを得られます。このアプリの導入が進むことで、より多くの店舗が参加し、食品ロス削減の輪が広がることが期待されます。また、アプリにはそれぞれのお店からの最新情報が掲載され、利用者はお店と直接つながって様々な商品を気軽に見つけることができます。