新習慣「シンコキュウ」
2025-07-25 09:04:24

深呼吸の新習慣を提案する慶應発のデバイス「シンコキュウ」

深呼吸の新習慣を提案する慶應発のデバイス「シンコキュウ」



現代人の多くは、スマートフォンやパソコンに長時間向き合うことで、無意識に呼吸が浅くなり「スクリーン無呼吸症候群」に陥っていると言われています。このような中、慶應義塾大学の研究をもとに開発されたのが新しい呼吸デバイス「シンコキュウ」です。

シンコキュウの特徴


「シンコキュウ」は、深呼吸を自然に促進するために設計された卓上デバイスです。デバイスは、穏やかな上下の動きとサウンドによってユーザーをリラックスさせ、深呼吸をサポートします。この製品の最大の特徴は、「運動共感」を利用した点です。人間には、視覚的に見た動きを真似る性質があります。シンコキュウが動くことで、それに合わせて呼吸のリズムを整えることができます。

ユーザーのためのデザイン


シンコキュウは、ユーザーが簡単に操作できるように設計されています。わざわざ起動する必要がなく、まるで空気のように身近に存在し、必要なときに自然と呼吸を促してくれます。このデザインは、呼吸を日常の中に溶け込ませ、習慣化へと導きます。

呼吸と睡眠の相関関係


私たちの呼吸は、睡眠の質にも大きな影響を与えます。実証実験によると、シンコキュウを利用して日中に深呼吸を数回行うことで、睡眠の質が向上したという結果が得られました。20名のリモートワーカーを対象に行ったテストでは、呼吸のリマインドを利用して、集中力や記憶力の向上が示されました。

新機能「寝落ちモード」


さらに「寝落ちモード」では、就寝前に呼吸を整える手助けをし、スムーズに入眠できるよう設計されています。このモードは指定した時間が経過すると自動で停止するため、安心して睡眠に入ることができます。

デザインに込められた思い


シンコキュウの開発を手掛けたのは、著名なデザイナー三好賢聖氏。彼は、日常生活の中で息苦しさを感じた経験を元に、このデバイスを考案しました。また、ハードウェアデザインには数々の賞を受賞した松山祥樹氏が参加し、サウンドデザインは東京2020パラリンピックの音楽を手がけた小西遼氏が担当しています。

展示会情報


現在、シンコキュウは日本科学未来館の展示「ツカレからの脱出 ~疲れとやすみのサイエンス」に出展中です。来場者は「集中モード」と「リラックスモード」を体験でき、呼吸の重要性について学ぶ良い機会となっています。さらに、2025年9月よりクラウドファンディングをスタートする予定で、早期割引など特典も用意されています。

呼吸の習慣化はストレス軽減や集中力の向上に寄与するため、シンコキュウは現代人にとって必要不可欠なアイテムかもしれません。私たちの健康管理をサポートしてくれる「シンコキュウ」を、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


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