再生可能エネルギーの未来を切り開く!「RE Bridge」第4回オークションの結果
2023年7月25日から始まったデジタルグリッドのコーポレートPPAマッチングプラットフォーム「RE Bridge」。このプラットフォームは、再生可能エネルギーの普及を目指し、発電者と需要者がオークション形式で商談を成立させる場を提供しています。2024年1月10日に発表された第4回オークションの結果について、詳しく見ていきましょう。
RE Bridgeの仕組み
「RE Bridge」は、入会金や年会費が無料の会員制プラットフォームであり、事前審査を通過した企業がオークションに参加できます。このオークションでは、電力の需要者と発電者が希望価格を提示し、最終的には合意に至ることを目的としています。これまでに行われたオークションは、発電者と需要者の双方にとって有益な結果を上げてきました。
第4回オークションの詳細
2024年11月18日から12月20日まで実施された第4回オークションでは、過去最高の39社の需要家と57社の発電家が参加。発電所は158件が登録され、合計339MWのDC容量が集まりました。入札価格は平均15.30円/kWh、取得FIP単価は17.3円/kWhでした。特筆すべきは、最大価格が20.5円/kWh、最小価格が10.5円/kWhという幅広いレンジが提示されたことです。
今までのオークション結果
以下は、これまで開催されたオークションの結果です:
- - 第1回(2023年9月25日~10月20日): 需要家11社、発電家18社、52件の発電所で、1件マッチング。
- - 第2回(2023年3月4日~29日): 需要家21社、発電家24社、80件の発電所で、12件マッチング。
- - 第3回(2024年7月8日~8月9日): 需要家27社、発電家38社、103件の発電所で、12件マッチング。
- - 第4回(2024年11月18日~12月20日): 需要家39社、発電家57社、158件の発電所で、15件マッチング。
期待される今後の展望
第5回オークションは2025年4月から5月頃を予定しており、今後も「RE Bridge」を通じて再生可能エネルギーの普及が進むことが期待されています。デジタルグリッドは、業界のニーズを反映した新たなサービス展開を続け、環境保全に貢献していく意向を示しています。
会社概要
デジタルグリッド株式会社は、再生可能エネルギーの取引プラットフォームを提供する企業で、2017年に設立されました。本社は東京都に位置し、現代表は豊田祐介氏。資本金は約26億円で、従業員数は70名を超えています。
まとめ
このように、デジタルグリッドの「RE Bridge」は、今後ますます重要な役割を果たすことが予想されます。再生可能エネルギーの普及は、私たちの未来にとって欠かせないものであり、その実現に向けて私たちも協力していきたいものです。