大阪・関西万博でラジオの未来を体験しよう!
2025年5月28日、水曜日。大阪府大阪市で行われる「2025年日本国際博覧会」では、特別なラジオ番組『万博Voice Street powered by SoundUD』が公開生放送されます。この番組は、全国の101のコミュニティFMで放送され、魅力的な内容がリアルタイムで展開される予定です。
新たな技術による「みえる化」
今回の放送で注目すべきは、聴覚障がい者や外国人リスナーに向けた新しい試みです。『万博Voice Street』では、番組の音声をリアルタイムにテキスト化し、多言語に翻訳することで、放送内容を「みえる化」します。この試みは、国立大学法人筑波技術大学をはじめとした関係者の協力によって実現しました。これにより、より多くの人々がラジオ放送を楽しめるようになります。
放送内容の概要
放送は、15時から始まり、全体で4つのコーナーが設けられています。具体的には、万博の見どころや最新のイベント情報が紹介され、各コーナーではゲストが登場します。特に「万博BEAT!」コーナーでは、人気のパビリオン担当者が自らの見どころを語る予定で、日本語だけではなく、各国の言語でも発表されることが特徴です。
コーナー紹介
1.
万博ミライラジオ:大阪・関西万博の魅力を語るセグメント。
2.
万博BEAT!:各国のパビリオンの魅力紹介。
3.
ご当地万博!:全国各地の放送局がリモート出演し、地域の魅力を短時間でプレゼンテーション。
4.
万博トピック!:最新トピックやイベント情報をリスナーに紹介。
リリース音声がテキストで手元に
放送中は「おもてなしガイド」を介して、聴取者はアプリをダウンロードせずにリアルタイムでテキストに触れることができます。対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、スペイン語、フランス語と多岐にわたり、様々な国の人々が参加できる情報アクセスが確保されています。
目指すは「言葉の壁」のない社会
この取り組みには総務省の技術政策課も関わっており、言葉の壁を越えるための先進的な技術が導入されます。これにより、リスナーは多国籍な視点を持ち、番組を通じた交流が可能となります。
未来のラジオに期待
ヤマハ株式会社は、2018年から視聴覚障がい者や音声が聞き取りにくい方々への情報アクセスを支援してきた実績があります。このような取り組みを経て、再び新たな挑戦を迎えることになります。リスナーはこの生放送を通じて最新のラジオの形を体験できる機会に恵まれます。
まとめ
5月28日の生放送では、普段のラジオ放送とは異なる革新的な体験が待っています。ぜひ心に留めて、万博会場に足を運んでみてください。多様性と未来を感じられる特別な日になることでしょう。お楽しみに!