KDDIが音楽フェスに新たな風を吹き込む
2025年7月、万博記念公園で開催される「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025」。このイベントにおいて、KDDIが国内初となるフードのモバイルオーダーシステムを導入すると発表しました。この新しい取り組みは、音楽フェスをより快適に楽しむためのものです。
フードエリアをモバイルオーダー専用に
フェス会場内の「GIGA DINING HALL」は、モバイルオーダー専用に設計されており、来場者は長い行列に並ぶことなく簡単に食事を注文できます。スマートフォンを活用して、好みのメニューをチェックし、会場のどこからでも注文・決済が可能です。これにより、参加者は混雑を避け、より多くの時間を音楽やアーティストと過ごすことができるようになります。
音楽フェスでは、特定の時間帯に多くの人が集まるため、食事を取るための待機列ができることがしばしばあります。新たに導入されるこのシステムは、待ち時間の短縮と快適な環境の提供を目指しており、特に炎天下での待機を避けることができるのが大きなポイントです。さまざまなスタイルの食事を楽しみながら、参加者は音楽体験に集中できるでしょう。
通信環境も強化された「フェスWi-Fi」
更に、KDDIが提供する衛星ブロードバンド「Starlink」を利用した公衆Wi-Fi「フェスWi-Fi」の導入も発表されました。このWi-Fiは、音楽フェスでの人の流入により通信が不安定になることを防ぎ、SNSへの投稿やスマートフォンを使った決済、待ち合わせ連絡などをスムーズに行える環境を整えます。
KDDIは過去に21回の音楽フェスで約35万人以上にこのサービスを利用してもらっており、快適な通信環境を提供してきました。こうした取り組みを通じて、音楽と人々のつながりを深化させることがKDDIの目指すところです。
モバイルオーダーの具体的な流れ
このモバイルオーダーシステムは、KDDI Open Innovation Fundが出資するOkage株式会社が開発しています。このシステムでは、参加者が自分のスマートフォンでメニューを閲覧し、注文から支払いまでをキャッシュレスで完結させます。店舗に注文が即時反映されるため、受け取りもスムーズです。また、出店者にとっても会計ミスや釣銭準備のリスクを軽減し、オペレーションも効率化されます。
フェスの詳細情報
「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025」には多くの興味深いアーティストやバンドが参加予定です。具体的な開催日は7月18日と19日、会場は万博記念公園の特設会場です。開場は9時30分、開演は11時からとなります。詳細情報は公式サイトで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら
未来への取り組み
KDDIは「音楽とともに、おもしろいほうの未来へ」という理念のもと、常に新しい音楽体験を提供することを目指しています。今後も数々の技術を駆使して、音楽イベントをより豊かにするための取り組みを続けていくでしょう。これからの音楽フェスがますます楽しみですね。