ヤマハの最新フィンガードラムパッドがアジアデザイン賞2025で銅賞を獲得

ヤマハのフィンガードラムパッドがアジアデザイン賞で銅賞受賞

ヤマハ株式会社のフィンガードラムパッド『FGDP-50/FGDP-30』が、名高い「アジアデザイン賞2025」において銅賞を受賞しました。この製品は、国内で権威ある「グッドデザイン賞」（2024年）に続き、国際的なデザイン賞である「Red Dotデザイン賞」（2025年）を含め、これで通算3度目の受賞となります。

商品概要

フィンガードラムパッド『FGDP-50/FGDP-30』は、2023年9月に発売された新しい楽器で、本格的なドラム演奏を指先だけで簡単に楽しむことができるのが特徴です。この楽器は、軽量でコンパクトなボディにスピーカーや音源、さらには充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、どこでも演奏できる手軽さが魅力です。

人間工学に基づいたレイアウトのパッドは、硬さや感度が最適化されており、演奏者は繊細な音の強弱やドラム特有の奏法、例えばフラムやロールなどを巧みに表現することができます。このため、ジャンルを問わずあらゆる音楽スタイルに対応し、初心者から経験者、DJや楽曲制作者、さらにはプロのドラマーに至るまで、多くの音楽ファンに受け入れられる新しいスタイルのドラム演奏を提供しています。

受賞についてのコメント

ヤマハの技術本部デザイン研究所所長である川田学氏は、「昨年2024年のフラッグシップヘッドホン『YH-5000SE』に続く2年連続の受賞で、アコースティックドラムセットの特性を最大限に引き出し、小型化したこの楽器が新たな音楽シーンを開いてくれることを期待しています」と語っています。

アジアデザイン賞とは

「アジアデザイン賞」は、香港デザインセンターが主催し、アジアの文化や生活様式を反映し、影響を与える優れたデザインを評価する国際的なデザイン賞です。2003年から運営されており、最高賞の「Grand Award」や金・銀・銅の各賞が授与されています。今年は、合計254件もの作品が受賞し、その中には10件の「Grand Award」も含まれています。ヤマハの「アジアデザイン賞」受賞履歴は累計15件に達し、過去には『サイレントブラス™』やエレクトリックバイオリン『YEV』といった製品が、最高賞である「Grand Award」を受賞しています。