シコー株式会社とユタカマテリアル社が提案する新しい包装技術とは
2025年6月、タイのバンコクで開催されるアジア最大級の加工・包装技術見本市「ProPak Asia 2025」に、シコー株式会社とユタカマテリアル社が共同出展します。このイベントは、製造加工や包装に関する国際的なトレードショーとして注目を集めており、約2,000社が参加する予定です。
シコー株式会社とユタカマテリアル社のパートナーシップ
シコー株式会社は大阪を拠点に、包装資材の製造を行う企業です。ユタカマテリアル社はタイ・バンコクに位置し、産業用包装紙材の分野で確固たる地位を築いています。両社は約10年間にわたり、日本とタイの技術を融合させながら製品開発に取り組んできました。このたびの共同出展は、その関係をさらに深める貴重な機会です。
目玉製品の紹介
クリーンな両底袋
出展される製品の一つが、「粉漏れしないクリーンな両底袋」です。この袋は、クラフト紙と糊を使用し、工夫を凝らした設計により、微粉末が漏れにくくなっています。製品の安全性を確保しつつ、利用者にとって非常にクリーンな使用感を提供します。特に、微粉末や流動性の高い原料を取り扱う現場に最適な商品です。
アレンジバッグ
また、クラフト紙を使用した「アレンジバッグ」も注目です。これは段ボールの代替として機能し、環境への負荷を軽減することを目的にしています。物流現場での使い勝手が良く、持続可能な資材として注目されており、様々な業界での採用が進んでいます。
シコーの国際市場へのビジョン
シコー株式会社は、長年にわたりタイ市場に紙袋を供給しており、その高い品質と機能性から多くの支持を受けてきました。現在、オーストラリアやアメリカなど、世界各国へ製品を輸出しており、グローバルな市場でも価値を提供することを目指しています。
代表取締役社長のメッセージ
代表取締役社長の白石忠臣氏は、海外取引を増加させる大きな目標を掲げています。タイ市場での過去の実績や、ユタカマテリアル社との強力なパートナーシップを背景に、彼は「ProPak Asia 2025」を通じて、メイドインジャパンの製品を世界に広めたいと考えています。
まとめ
シコー株式会社とユタカマテリアル社が共同で出展する「ProPak Asia 2025」は、新たな包装技術や環境への配慮を示す重要なイベントです。この機会に両社の革新的な製品や取り組みをぜひご覧いただき、新しい包装の未来に触れてみてください。
詳しい情報は、
シコー株式会社の公式サイトをご覧ください。