神戸の老舗ベーカリー、ケルンが手掛けた「チョコッペキーホルダー」
神戸市に1946年に創業したベーカリー「ケルン」。その名物商品「チョコッペ」は、味わい深いソフトフランスにミルクチョコクリームをサンドしたメニューで、2024年には50周年を迎える。そんな「チョコッペ」をモチーフにしたミニチュアキーホルダー、通称「チョコッペキーホルダー」が、2023年夏にノベルティとして誕生しました。
チョコッペのとの出会い
企業は50周年を迎えるにあたり、「チョコッペ」にまつわる思い出を募るキャンペーンを実施。この応募者には抽選でオリジナル商品がプレゼントされました。その中で、作られた「チョコッペキーホルダー」が、ケルンの社員にも配布され、期待が高まりました。
新聞掲載から起こった波紋
2024年春、記者が取材に訪れた際、偶然見せたキーホルダーに注目が集まりました。翌日の夕刊には「従業員に配布されるキーホルダー」の特集が掲載され、その反響は想像以上でした。多くの注文が寄せられ、ケルンの担当者は驚きと共に量産に向けて動き出します。
生産の道のり
「チョコッペキーホルダー」の制作には手作り感が大切で、色味や手触り、実物と並べた時の質感を重視しました。また、耐久性向上のための試行錯誤も続けられました。受注販売の形が取られ、毎月5個を製作するというスローペースで生産が継続されました。
予想を上回る反響
2025年8月に受注販売を開始すると、予想以上の注文が殺到しました。最初の受付時には、10個の申し込みを想定していましたが、実際には618個のご注文を受け、受渡し予定は2035年11月に設定されました。その長期納期にも関わらず、温かいコメントが寄せられており、お客様とのつながりが一層強くなっています。
チョコッペキーホルダーの詳細
「チョコッペキーホルダー」は、2,500円(税込)で販売され、サイズは本体約4cm、厚み約1cmと手軽に持ち運べるサイズ。木製タグにも美しいデザインが施され、特別感があります。この商品は全国から多くのファンに愛され、受取までの長い時を共に楽しんでいただきたいというケルンの願いが込められています。
企業の取り組み
ケルンの社名は地域に根ざした店舗運営を重視し、廃棄ロス削減や地域支援を積極的に行うことで、持続可能な社会作りに取り組んでいます。2026年には創業80周年を迎え、これからも地域に愛されるベーカリーとして成長していくことでしょう。
複数のファンからの温かい声が多く寄せられる「チョコッペキーホルダー」。その根底には、長年の歴史を支えてきた「チョコッペ」の愛が詰まっています。今後も続けられるこの商品に注目が集まります。