和菓子店再建へ
2025-02-16 17:06:19

歴史ある和菓子店が再建へ!能登半島地震からの復興を目指すクラウドファンディングがスタート

能登半島地震からの復興への挑戦



石川県珠洲市に位置する多間栄開堂は、創業118年を誇る伝統的な和菓子店です。しかし、2024年1月1日に発生した能登半島地震によって、店舗は全壊の憂き目に遭いました。これにより、多間栄開堂は営業を停止せざるを得ない状況となってしまったのです。

震災の影響と再建への決意


震災後、多間栄開堂は甚大な被害を受けました。建物は倒壊寸前の状態になり、内装は乱れ、工場の床には幅10cm以上の亀裂が入りました。石川県の自治体からも「全壊」と認定され、7月には建物全体の解体が決まるほどでした。しかし、そんな困難な状況の中、正月用に仕込んでいたお菓子が無事だったことを知った店主は、感慨深い思いを抱き、避難所に和菓子を届けることを決意しました。

「甘いものは疲れを癒やす」と信じて届けた和菓子は、被災者たちに笑顔をもたらしました。この瞬間、和菓子の力を改めて実感したのです。

クラウドファンディングの開始


再建を目指し、2025年2月14日から3月31日までの期間でクラウドファンディングを行います。目標金額は300万円。この資金をもとに、早急に店舗と工場のみの再建を進める予定です。家族や地域の人々の温かな励ましが、再建への強い意志を支えています。

地域の期待とサポート


多間栄開堂の再建には、全国各地から寄せられた温かいメッセージが心の支えとなっています。解体前に救い出した「和カフェ」のゲストブックには、お客様からの感謝の言葉や応援メッセージが書き込まれ、多くの人々がこのお店を待ち望んでいることを実感しました。地元の方々からは「お店の再開を楽しみにしている」という声が寄せられ、涙を流す場面もありました。

再建プロジェクトの具体的な内容


クラウドファンディングを通じて、支援者へ返礼品として避難所に届けた太鼓饅頭やお祝いの手ぬぐいなどを用意しています。和菓子作り体験やオリジナル焼印制作など、店主自身の職人技を体験できる機会も設けており、地域の人々と共に和菓子文化を未来に繋いでいきたいと考えています。

再建後の店舗は、住宅部分を除いた工場と店舗のみで構成され、地域に愛されるお店を目指します。多間栄開堂には、和菓子屋として受け継がれてきた温もりと思いが込められており、その精神を次の世代に繋げることが使命です。

終わりに


震災による苦境を乗り越え、再建の道を選択した多間栄開堂。その挑戦は、地域に希望をもたらし、和菓子の素晴らしさを再確認するきっかけとなるでしょう。皆さまの温かい支援が、珠洲の再生に繋がることを心より願っています。ぜひ、クラウドファンディングへの参加をご検討ください。

クラウドファンディング概要


  • - プロジェクト名: 能登半島地震で全壊した和菓子屋の再建
  • - 募集サイト: ReadyFor
  • - 期間: 2025年2月14日(金)~3月31日(月)
  • - 目標金額: 300万円

復興を目指す多間栄開堂の挑戦に、みなさんの温かいご支援をお待ちしております。


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