スタイルブレッド新工場
2025-03-17 11:16:52

スタイルブレッド、群馬に新工場設立でさらなる成長へ!

株式会社スタイルブレッドが、群馬県桐生市に新工場「ヘッドファクトリー」を開設すると発表しました。この新しい拠点は、同社にとって4つ目の工場であり、今後の国内外での売上拡大を見据えた重要なプロジェクトです。冷凍パンの製造・販売を行うスタイルブレッドは、質の高いパンを安定的に供給することで、ますます高まる消費者のニーズに応えていく方針です。

近年、日本の飲食業界では少子高齢化や人口減少、働き方の変化に伴う人手不足が深刻な課題となっています。帝国データバンクによる調査によれば、飲食店や旅館・ホテルなどの業種では、人手不足を感じる企業の割合が非常に高く、特に2022年のデータには、その深刻さが如実に表れています。このような状況を受けてスタイルブレッドは、焼成冷凍パンの導入によって業務効率の改善を図っています。

同社の冷凍パンは、少ロットからの注文が可能で、顧客からは「代えが効かない」と高く評価されています。また、国内で製造されているため、安全で安心な食品を提供できることも、顧客満足度を高めるポイント。さらに、家庭向けに販売しているパンの累積販売数は2,500万個を突破しており、自宅でも焼きたての美味しさを楽しむことができると好評です。

新工場の設立により、生産能力は約2.5倍に拡大し、より多くの高品質なパンを提供する体制が整います。新工場の所在地は群馬県桐生市広沢町で、敷地面積は約4,741㎡、延床面積は約2,387㎡、投資額は約20億円に達します。工場の着工は2024年3月、竣工は2025年2月予定で、生産開始はその年の4月を予定しています。

株式会社スタイルブレッドは、2006年に設立され、創業者である田中知による、アメリカでの冷凍パン体験がきっかけでその道を選びました。群馬県桐生市の自社工場で製造されたパンは、全国の約4,000社以上のホテルやレストランで採用され、シェフたちからの信頼を得ています。また、同社は2018年にコンシューマー向けブランド「Pan&」を立ち上げ、2024年にはブランド名を「STYLE BREAD」へと変更する予定です。

スタイルブレッドの理念は、「パンを通じて上質な時間を創り、心の贅沢を提供する」こと。この考え方のもと、忙しい現代人に向けて、上質で手軽に楽しめる焼きたてパンを提案し、ライフスタイルを変革していくことを目指しています。新工場の設立が、さらなる成長と革新へとつながることを期待して、今後の動向に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 群馬県 スタイルブレッド 冷凍パン

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。