台湾のロックバンド蘇打綠、その20年の歴史と未来
台湾ロックシーンを代表するバンド、蘇打綠(ソーダグリーン)。その音楽は、鮮やかに響くメロディと透明感のあるサウンドで、多くのファンを惹きつけています。2025年には活動20周年を迎え、さらなる展望を見据えて世界ツアーを展開します。特に日本での活動が注目されており、今年5月29日には日本武道館での公演を成功させました。
武道館公演の意義
この公演は、バンドの歴史において重要な一歩となりました。ソールドアウトとなり、日本でもその実力が認められたことは、蘇打綠にとって大きな意義があります。公演を終えた馨儀(シンイー)さんとの対話にて、バンドがどのように成長し、これからどのように歩んでいくのかを探ります。
音楽評論家との対話
今後の活動について、馨儀さんはオンラインで音楽評論家の関谷元子さんと共に、明かされるバンドのバックストーリーや、メンバーそれぞれの個性について語ります。特に、結成20年を振り返りながら彼女が今思うことを深く掘り下げていきます。
20周年記念ワールド・ツアー
蘇打綠は、2025年2月に台北アリーナでのスタートを皮切りに、オーストラリアやヨーロッパを巡るワールド・ツアーへの準備を進めています。彼らの新たなリリースであるアルバム『ソーダグリーン』は、リメイクされた初期音源も含まれ、オリコン・デイリー・アルバムチャートで3位を獲得しました。この成果に至るまでの制作の裏側についても、馨儀さんが語る場となります。
多岐にわたる彼女の活動
また、シンイーさんはソーダグリーンだけでなく、プロデューサーとしての顔も持っています。彼女は中華圏では著名なシンガーのアルバムやコンサート制作を手掛けており、2024年にはウェイ・リーアンやS.H.Eのメンバーとの大型コンサートのプロデュースも予定されています。
台北ポップ・ミュージック・センター
さらに、現在台北では彼女が手がけた1930年代の台湾ミュージック・シーンを紹介する展覧会が開催されています。この展覧会を通じて、台湾音楽の歴史や文化についての理解を深める機会が提供されています。
ご参加のお勧め
今回の講座は、音楽愛好者や蘇打綠ファンにとって貴重な体験となることでしょう。馨儀さんと関谷元子さんの掛け合いを通じて、彼らの音楽の魅力やこれからの活動に触れることができます。興味がある方はぜひ参加してみてください。
イベント詳細
- - 講師: 音楽評論家・関谷元子
- - 講師: ベーシスト・謝馨儀(シエ・シンイー)
- - 開催日時: 2025年7月25日(金)19:00~20:30
- - 受講料:
- 会場受講: 会員 5,038円(税込)、一般 5,720円(税込)
- オンライン受講: 3,850円(税込)
詳細はNHK文化センターの公式サイトで確認できます。